6月25日(日)
神を逃さないでください
Don’t Miss God

「こういうわけで、私たちはそのことを聞いた日から、絶えずあなたがたのために祈り求めています。どうか、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころに関する真の知識に満たされますように。」(コロサイ1:9)

創世記には、アブラハムとその甥であるロトの感動的な物語が記されています。神がアブラハムに故郷を離れて新しい地に行くよう呼びかけたとき、ロトも一緒に旅をしました(創世記12:4)。

神はアブラハムの旅路を祝福されたように、ロトもまた祝福されました。あまりの祝福に、二人が寄留した土地は、いつしかその家畜の群れを収容しきれなくなりました。

アブラハムの家来とロトの家来の間には、しばしば争いが起こりましたが、アブラハムはついに言いました。「どうか私とあなたとの間、また私の牧者たちとあなたの牧者たちとの間に、争いがないようにしてくれ。私たちは、親類同士なのだから。全地はあなたの前にあるではないか。私から別れてくれないか。もしあなたが左に行けば、私は右に行こう。もしあなたが右に行けば、私は左に行こう。」(創世記13:8-9)

ロトの問題はここから始まりました。ロトは、ヨルダンの緑豊かな平原と、反対側の乾いた土地とに目を向けました。彼は緑豊かな方を選び、ソドム近くまで自分の天幕を張ったのです。彼は、ソドムが邪悪な地であること、つまり神の裁きがソドムに迫っていることを知りませんでした。

神がソドムに人々の不義の報いとして火の雨を降らせたとき、アブラハムの執り成しの結果、ロトの命は救われました。しかし、ロトはその危機の中で所有したものをすべて失い、洞窟の中に身を置くことになりました。このようなことがロトに起こったのは、彼が悪い人間だったからではなく、単に彼が神を逃したからです。実際、聖書には、ロトは正しい人であったと書かれています(2ペテロ2:7-8 )。

ですから、あなたの人生においても、常に、神の御心の中心にいるのがベストなのです。決してこの世の誘惑に流されてはいけません。あなたの選択は、肉の欲に基づくものではなく、聖霊の導きに従うものであるべきです。

例えば、経済的に有利だからという理由で、特定の都市や国に移住するのをやめましょう。あなたは大きな間違いを犯す可能性があります。聖書には、「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。」とあります。(箴言14:12)

祈り
愛する父よ、私は自分の目標、野心、願望、夢を主の足元に置きます。私は、成功、勝利、偉大さの道へと私を導く、光である主の言葉を信じます。主の言葉を通して、私は、王国の奥義と真理、導き、理解、洞察力を受けます。私は、神から与えられた機会を認識し、御霊の導きにのみ委ねて行動します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(詩編119:9)どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです。

(箴言3:6-7)あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。自分を知恵のある者と思うな。主を恐れて、悪から離れよ。

(ローマ12:2)この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。