6月21日(水)
天の神々の交わり
Fellowship Of The Heavenly Pantheon

「神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。」(第一コリント1:9)

私は、主がキリスト・イエスにおいて私たちに可能にし、利用できるようにしてくださったすべてのことに、主に対して感謝の念を抱いています。神との交わりの可能性について考えてみてください!どの宗教でもそのような交わりを見つけることはないのです。どの宗教も神との交わりを提供してくれないのです。しかし、イエスは私たちを神との交わりに導いてくださったのです。なんという驚くべき現実でしょう!

例えば、祈りには、私たちの霊を建て上げるのに役立つ、神との特別な種類のコミュニケーションがあります。私たちは主との深い交わりを持っているからです。第一ヨハネ1章3節には、「私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです」とあります。

また、第一コリント1章9節には、「神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。」とあります。さらに、第二ペテロ1章3-4節でこう言っています。「というのは、私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。」

「あずかる者」と訳されているギリシャ語は、交わりと同じ言葉「コイノニア(Koinonia)」です。つまり、「神の性質にあずかる者」とは、「コイノノス・テイアス・フセオス(koinonos theias phuseos)」から訳されており、「神の同じ類いの仲間」という意味になります。つまり、私たちは神聖な天の神々の仲間に入れられたということです。

聖書が「…あなたがたは神々である」(詩篇82:6)と言うのも不思議ではありません。主イエスは、この詩篇を引用しながら、ヨハネによる福音書10章34節で、この真理を繰り返し述べています。「…あなたがたの律法に、『わたしは言った、おまえたちは神々である』と書いてはないか。」これこそがキリスト教の驚異的であり、主の死と埋葬、そして栄光の復活のすべて本質なのです。

第一ヨハネ1章3節で簡潔に言っているように、私たちが王の王、宇宙の王である主と交わっていることを知ることは、なんと素晴らしいことでしょうか。あなたは、人間という普通の領域から、神のような超自然的な部類に移され、そこで、神性との真の、深い、質の高い交わりと一体を楽しむことができるのです。なんという祝福でしょう!

祈り
愛する父よ、キリストのうちに私が持っている、神性のいのちと、神との切り離せない一体に感謝します。全世界の君主であり、祝福された唯一の主権者、唯一の真実で、正しい神と交わることができるのは、なんと光栄と祝福と特権でしょう!

参照聖句
(第二コリント13:14AMPC)主イエスキリストの恵み[愛顧と霊的祝福と]と、神の愛と、聖霊のご臨在[交わり,
聖霊による親しい交わりと共有、聖霊にあずかること]が、あなたがたすべてにありすように。

(第一ヨハネ1:1-3)初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて、—このいのちが現れ、私たちはそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。すなわち、御父とともにあって、私たちに現された永遠のいのちです。—私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。

(ピリピ3:10)私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、