The Kingdom Of Heaven

「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」(マタイ3:2)

マタイは、今日の聖書箇所で、バプテスマヨハネが伝えて来たメッセージについて、「天の御国(kingdom of heaven)」という言葉を使っています。しかし、マルコの記述を読むと、彼(マルコ)は「神の国(kingdom of God)」という言葉を使っています。「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ1:15)。

共観福音書のマタイ、マルコ、ルカの3人の著者が同じ出来事を記録したり、同じことを議論したりしているときに、何らかの形で食い違いがある場合があります。マタイの記述が最も具体的にイエスの言葉を引用している可能性が高いと考えられます。その3人のうち、マタイだけがイエスに直接聞いた者だからです。その良い例が、「天の御国」という表現を使われた時と、「神の国」という表現を使われた時です。

あなたは「この2つには違いがあるのですか?」と聞かれるかもしれません。同義語として使われていますが、両者は明らかに異なる表現です。天の御国(kingdom of heaven)とは、神の御国に属する一部で、この地上に設けられた御国であり、イエスをかしらとして導かれます。実際、ギリシャ語で訳すると「諸々の天の御国」と表現され、それは天から来た御国のことを意味します。

神の御国とは、神の支配、神の統治、神の領域のことです。神の御国は包括的であり、単なる領土を超えて、あなたの心の中にまで到達します。だからこそ、神の御国はあなたの心の中に築かれるのです。イエスは、神の御国があなたの中にあると言われました(ルカ17:21)。

イエスが天の御国を築くために来られたということは、主が神の御国の大使として、その御国を映し出すことができるように、この地上に主の権威を確立されるということです。天の御国とは、神の御国の大使館のことです。つまり、イエスは地上に本部を設置し、人々を神の国に引き入れることを任務としているのです。

本質的には、天の御国は、イエス・キリストの地上での働きに関係しており、実際には、地上において、イエス・キリストをかしらとする、神の御国の延長なのです。天の御国とは、私たちが属している教会のことなのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父なる神様、あなたが私たちにもたらしてくださり、招き入れてくださった人生は何と素晴らしいでしょうか!神の御国が私の心に築かれていることを感謝します。神の平和、美しさ、栄光、恵み、そして命が私の霊の中で十分に機能し、私の中で、私を通して表現されています。私は今までになく、この栄光の知らせを全世界に伝えることを決意します。神の御国はキリストにあってここにあり、今、私の心の中で機能しています。神をほめたたえます!

参照聖書
(ヨハネ 3:3), イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。」

(ヨハネ 3:5) イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることができません。

(マタイ 10:7) 行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。