2023年11月26日(日)
預言的な言葉
The Prophetic Words

「預言をないがしろにしてはいけません。」(1テサロニケ5:20)

使徒の働き26章に記されているように、使徒パウロがアグリッパ王とベルニケの前で福音を擁護した際、パウロは預言の重要性を強調しました。パウロはアグリッパ王に直接質問を投げかけました。「アグリッパ王。あなたは預言者を信じておられますか。」(使徒26:27)

パウロは、メシヤの到来に関する預言に対するアグリッパの理解と信仰に挑戦したのです。当時の人々の神に対する唯一の証拠は預言でした。 救い主、メシヤについての預言は非常に多く、人々はこれらの預言を求めて聖書を研究し続け、預言者たちの言葉に目を向けなければならなかったのです。

例えば、預言者イザヤはこう預言しました。「それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける」(イザヤ7:14)。イザヤ書9章6節では、さらにこう預言しています。「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。」

預言は導く光のようなものです。冒頭の聖句は、預言を軽んじてはならないと告げています。聖書と聖霊の預言的な言葉は重要です。アグリッパ王に質問をしたパウロは、テモテにこう言いました。「私の子テモテよ。以前あなたについてなされた預言に従って、私はあなたにこの命令をゆだねます。それは、あなたがあの預言によって、信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦い抜くためです。」(1テモテ1:18)

テモテのように、聖書の預言的な言葉と、あなたに対する聖霊の預言的な言葉を用いて戦ってください。

祈り
愛する父よ、私の人生は主の栄光のためのものであり、私の未来は成功、進歩、繁栄のものであると宣言します!私は絶えず平安と神の健康のうちに宿り、私の人生のあらゆる領域で主の恵みを経験します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(使徒の働き2:17-18)『神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。その日、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると、彼らは預言する。

(1コリント14:3-4)ところが預言する者は、徳を高め、勧めをなし、慰めを与えるために、人に向かって話します。異言を話す者は自分の徳を高めますが、預言する者は教会の徳を高めます。

(2ペテロ1:16-19)私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。17 キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」18 私たちは聖なる山で主イエスとともにいたので、天からかかったこの御声を、自分自身で聞いたのです。19 また、私たちは、さらに確かな預言のみことばを持っています。夜明けとなって、明けの明星があなたがたの心の中に上るまでは、暗い所を照らすともしびとして、それに目を留めているとよいのです。