Light and Example

「あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。わたしは、彼らの為、私自身を聖め別ちます。彼ら自身も真理によって聖め別たれるためです。」(ヨハネの福音書 17章18−19節)

 主イエスは弟子達に言われました、「あなたがたは、世界の光です。(マタイの福音書 5:14)」 これがあなたのアイデンティティ-です。あなたは世界の光です。知っていましたか? 光は方向を示されてくれます。したがって、キリストのものであるあなたは、世の人の歩みとは違います。あなたは光として導き手になって歩まなければいけません。

 パウロはテモテに言いました、「ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範になりなさい。(テモテへの手紙Ⅰ 4章12節)」 あなたはキリストの手紙なので、決してやってはいけない事、また、してはいけない事があります。あなたは方向を示す光なので、自ら聖め別ちされる必要があります。イエスは弟子たちのため、ご自分を世的なものから聖め別ちされました。主がご自身を聖め別ちされたのは、弟子たちのためであります。これが今日の箇所の主題でもあります。

 神は、周りの信じていない人々のため、あなた自身を聖別させるのを期待しております。主は、キリストの栄光に相応しくないことから、あなた自身を聖め別ちさせるのを期待しておられます。イエスは言われました、「あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。(マタイの福音書 5章16節)」 あなたの職場で、あなたの光を輝かせてください。あなたが学生であれば、学校で輝かせ、燃え上がる光となってください。あなたが、ビジネスであれ、政治家であれ、運動をしていても、あなたの光の明かりによって、人々があなたの良い行いを見て、義の欲が湧くようにしましょう。

 キリストの命があなたの中で、そしてあなたから明らかにしてください。イエスのように考え、語り、行動するのが、あなたの目標となってください。あなたがどこにいても、何をしても、模範になりなさい。輝く光となりなさい。主の御名に栄光をお返しましょう。それがあなたの人生の目的であるからです。

祈り
天の父なる神様、主の霊が私に働き、喜びの御心の為に望みを持って果たすことができ、感謝します。主の愛で心が満たされ、私は世界とそれに属したものを好みません。私の関心は、ただ主だけで、いつもあなたを愛し、ほめたたえます。今も、そしてとこしえまでも、私の人生は主の栄光におけるものです。

参考聖書
ヨハネの手紙第一 2章15−16節  世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。16 すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。

テトスへの手紙 2章12−13節  私たちに、不敬虔とこの世の欲とを捨て、この時代にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、13 祝福された望み、すなわち、大いなる神であり私たちの救い主であるキリスト・イエスの栄光ある現われを待ち望むようにと教えさとしたからです。