SPEAK SPIRITUAL LANGUAGE
「さて、兄弟たちよ。私は、あなたがたに向かって、御霊に属する人に対するようには話すことができないで、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話しました。」(1コリント3:1)
使徒パウロは、コリントのクリスチャンとある経験がありましたが、霊的な言葉で彼らとのコミュニケーションをとることができませんでした。したがって、今日の本文でパウロは、彼らのことを肉に属する人であると叱責しました。
別の機会に、パウロはローマのクリスチャンに「あなたはより高いレベルの成熟に来ていないので、あなたのレベルでコミュニケーションしなければなりません」と言いました。「あなたがたにある肉の弱さのために、私は人間的な言い方をしています。…」(ローマ6:19)
これは、イエスがした弟子たちとの経験を思い起こさせます。ヨハネ11章では、ラザロが病気になって死んだと伝えています。その知らせを聞いたイエスは、弟子たちに言われました。「わたしたちの友ラザロは眠っています。しかし、わたしは彼を眠りからさましに行くのです。」(ヨハネ11:11)
弟子たちはイエスの霊的な言葉を理解できずに、こう反応しました。「主よ、もし眠っているのであれば、ラザロは良くなります」(ヨハネ11:12)。イエスは弟子たちにはっきりと次のように教えるべきでした。「… ラザロは死んだのです。」(ヨハネ11:14)。イエスは弟子たちが理解できる言葉で彼らに話しをしなければなりませんでした。
肉的な人に、神の真理を表現するのに難しいという経験をしたことがありますか?たとえば、頭痛を感じたとしても、「頭痛があります」と言えません。一方、肉体的な人は、感情でなく、御言葉に従って歩くクリスチャンであることを理解できず、またとても低いレベルのコミュニケーションをしても、その間違いに気づくことができません。
体の病気の症状が感じられても痛みを拒否してください。体の痛みや異常に向けて御言葉を使いましょう。中止するよう命じてください。そうすれば、症状は体から出ていくでしょう。ヘブル13:5-6は述べています。「主ご自身がこう言われるのです。… そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。…」 神があなたに与えられた、あなたが持っているものだけを言わなければなりません。悪魔が与えたものを肯定したり受け入れたりしないでください。霊的な言葉を話してください。そして、いつも御言葉だけを話してください。
告白
私は神が言ったとおりの存在です。神の御言葉は命であり、私は御言葉に従って生きています。私の人生は、神の恵みと無限の祝福の証です。神の御言葉は私の心と唇にあり、それを声にするとき、状況は私の人生への神の完全な御心と一致します。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(マタイ12:36-37) わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばについて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。37 あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」
(ヘブル13:5-6) 金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」6 そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。「主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。」
(箴言18:21) 死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。