Don’t Dwell On The Past

“兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、”(ピリピ3:13)

使徒の働きは、後にパウロとなったサウロについての話を私たちに詳しく知らせてくれます。回心する前の彼は、必死的に神様の人々を迫害してまわりました。しかしある日、教会に無慈悲な攻撃をするためにダマスコに行く道に彼は主に出会い、変化しました。彼はその場所で主に聞きました。 “主よ。私はどうすればよいでしょうか?”(使徒9:6 ハングル キングジェイムス※日本語は直訳)

その日主は、彼の運命を変えられ新しい焦点を与えられました。今まで教会を迫害していた者が、主の一番偉大な使徒の内の一人となったのです。彼は異邦人に福音を伝え、彼らを暗やみから光へと、サタンの権勢から神様に帰るようにする責任を受けました(使徒26:18)。パウロは、自分の不幸であった過去によって諦めることを拒絶し、教会を迫害していたその情熱よりもさらに情熱的に、福音を伝えることに人生を献身しました。彼は”だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。”(Ⅱコリント5:17)ということを悟りました。これがまさに彼のあかしです。これが彼の勝利です。パウロは過去と関係なく、大胆にいのちの御言葉を掴みました。上の御言葉は、彼が自身の過去にどのように向かい合ったのかを表しています。これは私たち全てのための教えです。

パウロのあかしは、主が彼らの過去とは関係なく主の御言葉を受けた全ての人々の人生の中で働かれるということをはっきりと表しています。主イエス様は、一人の人を永遠に変化させる事ができ、彼に新しい運命を与える事ができます。

あなたの中にある神様の御言葉は、あなたの人生を変化させ、あなたの世を聖霊様の影響力で再創造されます。したがって、使徒パウロのように主と、主の福音に完全に献身しましょう。御言葉を大胆に語り、あなたの過去を含めてこの世にキリストを表すあなたの情熱を萎縮させようとするどんなものをも認めないようにしましょう。

祈り
父なる神様。あなたは私の中におられるキリストを知らせるために、この世の基礎を置かれた時から私を選ばれました。私は、あなたとあなたの永遠なる恵みに、私の視線を固定し、いのちの御言葉と真理を持って進み出て、義の実を結び、父の栄光と賛美になります。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン

参考聖句
ガラテヤ 2:20, ガラテヤ 2:18-19