He Needs You!

“天は、主の天である。しかし、地は、人の子らに与えられた。”(詩篇 115:16).

もしあなたが家を所有していますが、それを他の人に貸したならば、その家は変わらずあなたの所有ですが、賃貸期間の間、あなたはその家に対して何の権限もありません。すなわち、あなたはその家を管理したり運営したりすることはできません。その期間中、賃借人は、賃貸契約期間に基づいてその不動産に対する権限を行使し運営します。同じ方式で、神は人にこの世を統治するように与えられ、その期間の間には、神ご自身が世を統治されることはできません。これは神がその権限をあなたに与えられたからです。神が世を統治される時間が来ますが、その時まではあなたと私にイエス・キリストのため世を統治する神聖な責任があり、神は世をどのように治めたのかについては、私達に責任を尋ねられるでしょう。

キリスト者を含め多くの人は、世で起こる出来事と事故を分析し、なぜ、神は誤ったものを正すため何も“なさら(doing)”ないのか疑問に思います。もし、あなたが、神が何かをなさることを待っているならば、あなたは間違っているのです。神はあなたを必要とされます。神はその賃貸期間が終わる時まで、そして新しい天と新しい地が開かれるまでは、あなたなしには何もなされず、なさることもできません。その時まで、この世を立ちならせ征服する責任は私達にあります。

このような観点で見てください。神は私達が健康で完全であることを願われ、私達に向かう神の願望として明確に提示されました。第三ヨハネ1:2は言います。“愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。” しかし、ヤコブの手紙5:16で、ヤコブはこのように言いました。“ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。”(ヤコブ5:16)

なぜですか?なぜ神は私達が癒しを受けるために、互いに祈ることを願うと言われたのでしょうか?なぜ神はその場で私達を癒されないのでしょうか?神は、私達の代わりに行動を取る権利を必要とするからです。そのため神は私達に祈りを委任されました。したがって、キリストとの共同相続人としてあなたの位置を占めし、この地であなたの目的を果たしてください。ローマ人への手紙8:19-21を読みましょう。それはこの観点で説明しています。“被造物も、切実な思いで神の子どもたちの現れを待ち望んでいるのです。それは、被造物が虚無に服したのが自分の意思ではなく、服従させた方によるのであって、望みがあるからです。被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由の中に入れられます。”神はあなたを必要とされます。

祈り
愛する主イエス様、私がこの世を統治するように、私に与えてくださった父の力と能力によって感謝します。私は父の子孫であり、この地で父の日を延長します。したがって、私は福音を通して、全ての人々をキリストにあって、彼らの相続の中へと連れて行く神聖な努めを果たします。

参考聖句
イザヤ 53:10、Ⅰコリント 3:21-23