4月6日(水)
正しく神に仕えましょう
Serving God Rightly

「するとサムエルは言った。『主は主の御声に聞き従うことほどに、全焼のいけにえや、その他のいけにえを喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。』」(サムエル上15:22)

主イエスは、ヨハネ4章23節で、真の礼拝とは霊と真理によってなされるものであると説いています。主に仕えることは、あなたの霊から、そして主の言葉に一致してなされなければならなのです。主の言葉は、御国での指針と礼拝と賛美の定められた秩序を与えます。

あなたが選んだものや好きなものだけを神にささげるのではありません。神が願われるものを、神が願う方法で与えるのです。あなたの気持ちや感情ではなく、神の要求に従って神に仕えるのです。「誰でも自分のやり方で神に仕えることができる」と言う人たちがいます。それは真実ではありません。聖書を勉強すると、自分のやり方で神に仕えようとした人は、死んだり、神に叱られたりしたことが分かります。

創世記4章には、カインとアベルの物語が記されています。二人の兄弟は主にそれぞれ供え物をささげました。カインは自分の好きなものを選んで捧げ、アベルは神が言われたものをささげました。神はアベルの捧げ物は受け入れられましたが、カインの捧げ物は受け入れられませんでした。創世記4章7節で、主は、カインが怒っているのを見られて「あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる」と戒められました。

では、岩に命じないで、岩を叩いたモーゼはどうでしょうか。水が湧き出し、民は水を飲み干しましたが、神は喜ばれず、モーセを叱られました(民数記20:1-2、申命記4:21―22)。ウザは、ナコンの打ち場で倒れそうな神の箱を手で押さえ、神に仕えようとしていたが、死んだのです(サムエル下6:6-7)。

あなたが神に正しく仕えたいと願うなら、聖書の勉強にもっと集中してください。主は、聖霊の知恵と洞察力をあなたに与えてくださり、純粋な心と意欲をもって真に神に仕える方法を教えてくださるでしょう。

祈り
愛する父なる神よ、私は霊と真理をもって主を礼拝します。私は心から主を愛します。私は主に正しく仕え、いつも主の真理のうちに歩むために、主の言葉を学びます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(歴代誌上28:9)わが子ソロモンよ。今あなたはあなたの父の神を知りなさい。全き心と喜ばしい心持ちをもって神に仕えなさい。主はすべての心を探り、すべての思いの向かうところを読み取られるからである。もし、あなたが神を求めるなら、神はあなたにご自分を現わされる。もし、あなたが神を離れるなら、神はあなたをとこしえまでも退けられる。

(ヨハネ4:23-24)しかし、真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます。今がその時です。父はこのような人々を礼拝者として求めておられるからです。神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。」