2024年1月9日(火)
御国におけるあなたの義務
Your Obligations In The Kingdom

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)

聖書の中で、特に福音書を読むと、主イエスが神の王国について教えられる多くの例を見つけることができます。主イエスがそうされたのは、弟子たちに王国での生き方や責任を理解してほしかったからです。

あなたがキリストのもとに入るとき、御言葉に明らかに書いてある通りに、主があなたのために成されることがありますが、実際にはそれらはすでに成されているのです。しかし、あなたはまた、主が言われたとおりに主のために生きる責任を負っています。あなたがこの地上に生きているのは、自分のためではなく、神の目的のためなのです。

2コリント5章14-15節にこうあります。「というのは、キリストの愛が私たちを取り囲んでいるからです。私たちはこう考えました。ひとりの人がすべての人のために死んだ以上、すべての人が死んだのです。また、キリストがすべての人のために死なれたのは、生きている人々が、もはや自分のためにではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるためなのです。」キリストのために生きるとは、物事をあなたのやり方ではなく、神のやり方で行うと言う事です。神の優先事項をあなたの優先事項とするのです。あなたの人生は、全地と人の心に主の王国を拡大し、確立するためのものなのです。

だからこそ、神の御言葉、すなわち聖書を学び、王国での人生を理解しなければならないのです。神の御言葉は、あなたの王国の権利、祝福、特権、責任を詳しく説明し、理解する助けとなる文書です。神の御言葉は、預言、歴史、指示、王国に関する情報を与えてくれます。神の御言葉は、神の王国に関する事柄についてあなたを訓練するために、神によって計画され、霊感されたものなのです。

祈り
愛する父よ、私は心から王国での義務を果たします。私は、主の御名に栄光と賛美を帰するために、あらかじめ果たすべき定められた道を歩み、主に向かって生きていきます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(ルカ 10:2-9) そして、彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。3 さあ、行きなさい。いいですか。わたしがあなたがたを遣わすのは、狼の中に小羊を送り出すようなものです。4 財布も旅行袋も持たず、くつもはかずに行きなさい。だれにも、道であいさつしてはいけません。5 どんな家にはいっても、まず、『この家に平安があるように。』と言いなさい。6 もしそこに平安の子がいたら、あなたがたの祈った平安は、その人の上にとどまります。だが、もしいないなら、その平安はあなたがたに返って来ます。7 その家に泊まっていて、出してくれる物を飲み食いしなさい。働く者が報酬を受けるのは、当然だからです。家から家へと渡り歩いてはいけません。8 どの町にはいっても、あなたがたを受け入れてくれたら、出される物を食べなさい。9 そして、その町の病人を直し、彼らに、『神の国が、あなたがたに近づいた。』と言いなさい。

(ルカ17:20-21)さて、神の国はいつくるのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」

(マタイ 6:33)だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。