2022年7月10日(日)
主にあって強くあれ
Be Strong In The Lord

「 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。」(エペソ6:10)

今日の御言葉の下線部にある三つの言葉に注目してください。順を追って説明していくと、まず、最初の言葉は「強められなさい(strong)」です。ルカ1章80節に洗礼者ヨハネのことが書かれています。「さて、幼子は成長し、その霊は強くなり、イスラエルの民の前に公に出現する日まで荒野にいた」。

また、ルカ2章40節で、聖書にはもう一人の子供について書かれています。「… 成長し、強くなり、知恵に満ちて行った。神の恵みがその上にあった」これはイエスについての内容です。つまり、洗礼ヨハネとイエスが力強く成長したことは、霊的に強くなったということです。

「力(power)」という言葉は、ギリシャ語の「クラトス(kratos)」に由来し、強さを意味します。次に「大能(might)」という言葉は、ギリシャ語の「イスキュス(ischus)」という言葉からきていて、一人が行使し、または使える能力を意味します。ここで神は私たちに何を語っておられるのでしょうか。「主の強さ、主の力を使う能力をもって、強くなりなさい」と言われているのです。神はある状況で、どのぐらいの力を発揮することができるのでしょうか。神の力の有益を享受してください。ハレルヤ!

それは聖霊の力であって、あなたの力ではないことを覚えておいてください。あなたの力ではなく、聖霊の力を使うのです。心を尽くして主を信頼してください。主がなさることを信じるのです。主がどれほどのことをなさるのか見当がつかないのです。あなたは主を知らなければなりません。「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした」(詩編9:10)。 

剣や槍ではなく、 石投げを手にし、五つの滑らかな石を持ってゴリアテと戦ったダビデを考えてみましょう。巨人のゴリアテがダビデに向かって歩いて来ると、ダビデはうしろに退きもせず、むしろゴリアテに向かって突進し、たった一つの石で彼を打ち倒したのです。ダビデは主にあって強く、神の力を用いて巨人を倒したのです。主にあって、主の大能の力の中で強くあってください。神の真理で強くいてください。

告白
私は神から生まれ、神の御言葉によって生きているので、私は永遠に勝利しています。敵が私に何を投げつけても、私は動じません。なぜなら、私のうちにおられる方は、世にいる者よりも偉大であるからです。主の大能の力によって御業を成し遂げる、主にあって私は強いです。ハレルヤ!

参照聖書
(ミカ3:8)しかし、私は、力と、主の霊と、公義と、勇気とに満ち、ヤコブにはそのそむきの罪を、イスラエルにはその罪を告げよう。

(エペソ3:16)どうか父が、その栄光の豊かさに従い、御霊により、力をもって、あなたがたの内なる人を強くしてくださいますように。