2025年8月16日(土)
ためらわずに神の言葉を実践せよ
Act On His Word Without Hesitation

「母は手伝いの人たちに言った。『あの方が言われることを、何でもしてあげてください。』」(ヨハネ2:5)

ヨハネの福音書2章1節から11節において、聖書は主イエスの最初の奇跡の驚くべき話を伝えています。ガリラヤのカナで行われた結婚式で、祝宴が盛り上がりを見せる中、ぶどう酒がなくなってしまい、主催者にとって恥ずかしい状況になりました。イエスの母マリアは、解決策を求めてイエスに頼りました。

イエスは母マリアに「わたしの時はまだ来ていません」と言いましたが、マリアは手伝いたちに信仰の深い戒めを与えました。母マリアは「あの方が言われたことを、何でもしてあげてください。」(ヨハネ2:5)と言いました。主イエスは彼らに石の水がめ六つに水を満たすように言われました。彼らは疑問を抱くことなく従い、水がめを縁まで水を満しました。その後、主は「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」(ヨハネ2:8)と言われました。

彼らは躊躇することなく、イエスの指示に従いました。宴会の支配人がそれを味わうと、その上質なワぶどう酒の味わいに驚嘆し、その出所を知りませんでした。かつて普通の水だったものが、最高級のぶどう酒に変えられたのです。これは、神の言葉に従うことの重要性を示しています。

もう一つの印象的な例は、マタイ17章で、主イエスはペテロに、湖へ行き、釣り針を投げ、最初に釣れた魚を取りなさいと命じられた場面です。主はペテロに、魚を取って口を開けると、税務官が要求した税金を支払うのに十分な銀貨が見つかるだろうと告げられました。

ペテロは「主よ、それは不可能です」とは言いませんでした。むしろ、彼はそのような指示の論理を疑ったり質問したりすることなく、ただ信仰に基づいて行動しました。そして、主の言葉通り、ペテロは最初に釣った魚の口の中に銀貨があったのです。

神の言葉について、あなたの信仰をもって行動してください。神聖の指示を理屈で説明しようとしてはいけません。神の言葉は論理、科学、技術を超越しています。主が語られる時、その言葉は絶対的なものです。躊躇することなく、その御言葉に従ってください。主の言葉と指示の中に、あなたの奇跡、証し、供給、平和、喜び、勝利があるのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、父の言葉の力に感謝します。私は主の指示に躊躇なく従うことを選びます。なぜなら、その中に私の奇跡、証し、供給、変革、祝福が存在するからです。私の信仰は主に堅く根ざしており、今と永遠に、主と主の不変の言葉に絶対的な信頼を置きます。イエスの御名によって祈りますアーメン。

参照聖書
(ヨハネ2:7-11) イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、――しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。――彼は、花婿を呼んで、言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。

(ルカ5:5-6) するとシモンが答えて言った。「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」そして、そのとおりにすると、たくさんの魚がはいり、網は破れそうになった。

(イザヤ55:10-11) 雨や雪が天から降ってもとに戻らず、必ず地を潤し、それに物を生えさせ、芽を出させ、種蒔く者には種を与え、食べる者にはパンを与える。そのように、わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる。