5月23日(火)
まったく異なる種類の約束
A Different Type Of Promise

「その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。」 (第二ペテロ1:4)

今日の御言葉で「約束」と訳されている言葉は、正しく理解する必要があります。新約聖書では、同じギリシャ語が50回以上「約束」と訳されています。しかし、第二ペテロでは、別のギリシャ語が2回「約束」として訳されています。これは異なる種類の約束でしたが、聖書の翻訳者はこの二つを区別していませんでした。これについて説明します。

最初の種類の「約束」は、未来的なものです。例えば、これはある人が「明日あなたに20万円あげます」と言うようなものです。それは約束です。しかし、もう一つの種類の「約束」は、誰かが「あなたに20万円あげるよ」と言った後、その日付で小切手を書くような約束です。さて、今はお金ではなく、そのもらった小切手が約束になったのです。

この「約束」は、小切手を銀行に持ち込めば、あなたにお金が入るという約束です。したがって、いつ現金化するかはあなた次第なのです。もし誰かが最初のタイプの「約束」を破ると、あなたには何も与えられませんが、二つ目の種類の「約束」はそうではありません。二つ目の約束を破った場合、それは不渡りの小切手を発行した金融犯罪となります。

この二つ目の約束が、今日の御言葉に書かれていることです。これは未来的な約束ではなく、すでに成された裏付けがある約束なのです。これらの約束はすでに実在しており、いつでもあなたが「現金化」するのを待っているのです。

聖書が言っていることをもう一度よく見てください。「その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに…神のご性質にあずかる者となるためです。」つまり、この貴重な約束を「実在化」することで、私たちは神と同じ類いの存在となるのです。ハレルヤ!

あなたにとって今が小切手を現金化し、神聖な経験をする時です。でも、どうやって実在化するのでしょうか。それは、神の言語を話すことであり、神と一致する信仰の言葉を宣言することです。

祈り
愛する父よ、私が神聖を経験できる特権を与えてくださり感謝します。私は、神のような仲間であり、霊の中で神の御子の似姿に変えられました! 私は、有利な立場から、勝利、支配、力を発揮し、神聖の知恵に導かれ、前進しています。私は主の御心を行い、キリストにおける私の運命を成就させます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第一ヨハネ5:11-12)そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。

(ヨハネ15:5-7)わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。だれでも、もしわたしにとどまっていなければ、枝のように投げ捨てられて、枯れます。人々はそれを寄せ集めて火に投げ込むので、それは燃えてしまいます。あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。