2022年1月19日(水)
あなたは昼の子です
You’re A Child Of The Day

「兄弟たち。それらがいつなのか、またどういう時かについては、あなたがたは私たちに書いてもらう必要がありません。主の日が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。」(第一テサロニケ5:1-2)

「夜中の盗人」という表現は、数年前から一部のクリスチャンを悩ませています。ある者はその意味を理解せず、またある者はその表現に恐怖を感じています。寝る前に何か悪いことをして、イエスが夜中に泥棒として来られたら、一緒に行くことができないと想像しているのです。しかし、その表現はそういう意味ではないのです。

今日の御言葉をよく見ると、パウロは兄弟姉妹に宛てて書いていることがわかります。彼は「兄弟たち…あなたがたは私たちに書いてもらう必要がありません」と言いました。この「兄弟たち」という言葉は男性名詞ですが、実際にはキリストにある人たち、つまり男性も女性も含めて指しているのです。

次の節では、非常に重要なことを表しています。「人々が『平和だ。安全だ』と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません」(第一テサロニケ5:3)。これは、明らかに兄弟たちのことを言っているのではありません。なぜなら彼は「人々が…言っている」と語っているからです。彼は兄弟たちを言及するとき「あなたがた」と表現して言ったのです。

第一テサロニケ5章3節の「彼ら」とは、まだキリストのうちにいないこの世の人々のことを示しています。聖書は、彼らを神の怒りに定められた不従順の子らと表現しています。「私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした」(エペソ2:3)。

しかし、新しく生まれたあなたがたは「しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません」(第一テサロニケ5:4)と述べています。主イエスが突然、盗人のように来るということは、すべて裁きに関係しており、教会のことを言っていたのではありませんでした。ヨハネ5章24節で、主は「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです」(NIV)と言われています。あなたは光の子、昼の子であり、あなたは暗やみの子ではありません!

主が再び来られるのを待ち望みながら、喜びをもって主に仕えてください。イエスのように「わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行なわなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。わたしが世にいる間、わたしは世の光です」(ヨハネ9:4-5)と宣言してください。

告白
私は光の子、昼の子です。私は喜びと、やがて来る主の帰りを待ち望みながら主に仕えます。私は主の光の中を、主の義とともに歩み、主の完全な御心を実現し、主の御名の栄光を得ます。アーメン。

参考聖書
(エペソ5:8)あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。

(黙示録3:10)あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。

(第一テサロニケ5:5)あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもだからです。私たちは、夜や暗やみの者ではありません