Listen To Him In Your Spirit!
“ヤコブは眠りからさめて、「まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった」と言った。”(創世記28章16節)
主が、ある場所に現われ、あなたに語られているのに、いざ、あなたはそれを知らなかったというのが可能でしょうか?はっきり言うと可能です!そのようなことがヤコブは経験しました。ヤコブは、神がいつも共におられたことを夢の中から神の御使いたちがはしごを上り下りしているのを見てからです。やっと彼は「まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった。(創世記28:16)」と言いました。今日にもこの様な事が起こっています。
私たちは時に「主はここにおられます」と言うと、言っていることを理解できない人たちがいます。彼らは周りを見て、煙や火や他の「劇的な」主の臨在のしるしを探し始めます。いいえ!主はいつもその様な形でご自身の存在を示されません。
聖書は次のように述べています。一度はエリヤが神の声を聞くところであった時でした。「・・・主の前で激しい大風が山々を裂き、岩々を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。風のあとに地震が起こったが、地震の中にも主はおられなかった。地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった。エリヤはこれを聞くと、すぐに外套で顔をおおい・・・(I列王記19:11−13)
エリヤは、明らかに神が風と地震と火の中で臨在されるのを期待しました。しかし神はそうしませんでした。神はかすかな細い声でご自身を示されました。それが今日も、主が御言葉と聖霊により、私たちを導いてくださる一般的な方法です。主は私たちを内側から、すなわち私たちの霊の中から私たちを導いてくださいます。箴言20章27節は語ります。「人間の息は主のともしび・・・」あなたの霊がまさに神の光がある所です。神は感覚ではなく霊によってあなたを導かれます。
まず、いかなる物理的な現状を「感じたり」経験することを待たないでください。いいえ!あなたが必要なのは、ただあなたの中にある神の御言葉だけです。日々神の声に耳を傾けてください。あなたの霊で主の声を聞いてください。神はあなたの霊に御言葉を届いてくださるからです。
祈り
私は御言葉に明け渡されているので、いつも聖霊の導きや教えに敏感です。主をほめたたえます。私の霊の中にある主の知恵と助言と光に従って歩みます!永久に主の御名をあがめます!
参考 聖書
イザヤ書 30章21節
マタイの福音書 28章19-20節