5月6日(土)
あなたには独特な任務が与えられている
You’re On A Unique Assignment
「起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである…」(使徒26:16―18)
今日、地球上には何十億人もの人がいますが、全世界でまったく同じ指紋を持った人は一人もいません。私たちは皆、神から唯一無二の賜物を与えられ、祝福され、神に召されているのです。ですから、あなたの喜びは、神があなたに与えた召命を果たすことにあるのです。あなたは独特な任務に就いています。あなたと全く同じことができる人はいないので、神から与えられた恵みの中にとどまるのです。
パウロについて考えてみましょう。彼は異邦人への使徒でした。彼の召しは当時の風潮では良い役割ではありませんでしたが、パウロはその独特な任務を喜びました。ローマ11章13節でこう述べています。「そこで、異邦人の方々に言いますが、私は異邦人の使徒ですから、自分の務めを重んじています。」彼は、ユダヤ人に遣わされることを望まなかったのです。それは、ペテロに与えられた務めなのです。
ヨシュアも同じです。モーセが死ぬ前に、神はモーセとともに歩んでおられましたが、神が自分に求めておられることの独自性を理解していました。ヨシュア1章で、神はヨシュアにこう言われました。「今、あなたとこのすべての民は立って、このヨルダン川を渡り、わたしがイスラエルの人々に与えようとしている地に行け。…わたしが彼らに与えるとその先祖たちに誓った地を、あなたは、この民に継がせなければならないからだ。」
この命令を受けたとき、ヨシュアは自分の任務がモーセの任務とは異なるものであることを理解しました。神はモーセに「私の民をエジプトから連れ出すように」(出エジプト3:7-10)と言われました。モーセは彼らをエジプトの捕虜から救い出しましたが、ヨシュアは彼らを約束の地に連れて行き、彼らの相続のためにそれを分け与えたのです。(ヨシュア1:2、6)。
あなたが属している国、市、町、村、隣人、学校、オフィスでのあなたの独特な任務は確立されていますか。みんなと同じように、同じことをするためにそこにいるのだと思わないでください。あなたはユニークな任務を果たし、目的を達成するためにそこにいるのです!
祈り
愛する父よ、私はこの地上における私に与えた任務が独特であることに感謝し喜んでいます。私は、キリストにある目的を果たし、主のために仕え、生きることができるように、初めに地の基を据えられる前に計画され、あらかじめ定められた道を歩むのです。私を通して、主の御国は地上に、そして人の心の中で拡大し、彼らを統治します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(使徒26:16)起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。
(コロサイ4:17)アルキポに、「主にあって受けた務めを、注意してよく果たすように。」と言ってください。
(エペソ2:10)私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。