5月7日(日)
永遠に続く命
Everlasting Life

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」 (ヨハネ3:16)

今日の御言葉は、聖書の中で最も人気のある節です。すべての聖句の中で最も強力で、最も有益な言葉が含まれています。神の子を信じる者は誰でも永遠に続く命を持つことができ、これは破壊、見捨て、失敗、損害などから切り離されることを意味するのです。

永遠に続く命とは何でしょうか。ただ続いていく命なのでしょうか。いいえ、この定義では、実際、この命が何であるかをまったく教えてくれません。永遠に続く命を理解するには、まず永遠の命(eternal life)を知る必要があります。何人かの人々はこれらの二つが異なっているという事実に驚くかもしれません。 しかし、永遠に続く命と永遠の命には違いがあるのです。

永遠であるということ(to be eternal)は、時間に制約がないという意味です。すなわち、始まりも終わりもないのです。ですから、永遠の命は始まりもなく終わりもない、時間を超越した人生なのです。つまり、永遠(Eternity)とは、時を超越し、年齢の制約を受けません。より具体的には、朽ちることなく、破壊できない、不老の、終わりのない、失敗や死に屈しない命のことなのです。これが神の命であり、神の性質です。

それが、神を永遠の方と呼ばれるのです。詩編90章2節で「山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です」(GNB)と言っています。永遠に続く命とは、始まりのある不滅の命であり、つまり、この命(Everlasting life)は、始まりはありますが終わりはないのです。

例えば、天使は、始まりのある不滅の命を持っています。彼らは永遠に生きていますが、始まりがありました。しかし、神には始まりがなく、絶対的に永遠なのです。天使が永遠になったのは、永遠のお方である神が彼らを永遠に存在したためです。天使を永遠の存在にするために、神は天使に不滅の命を与えられました。

あなたが新しく生まれると、あなたは不滅の命を受け、永遠の存在になるのです。あなたは人間の命から永遠の世界へと導かれるのです。その命を受け取ることは、あなたが永遠の中に入る最初の瞬間であり、永遠における人生の始まりなのです。その時から、あなたは破壊されず、不滅、朽ちることのない無限の命になるのです。

祈り
私は永遠の命を受けました。私は死から自由で、朽ちらず、滅びることなく、壊れないし、失敗や堕落と病気の対象にはならないのです。命の規則が私の中で働いているからです! 神性が私の中にあり、私は超越的な人生を送っています。神に栄光をお返しします。

参照聖書
(第一ヨハネ3:14) 私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです。愛さない者は、死のうちにとどまっているのです。

(ローマ8:11) もしイエスを死者の中からよみがえらせた方の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、キリスト・イエスを死者の中からよみがえらせた方は、あなたがたのうちに住んでおられる御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださるのです。

(ヨハネ5:24)まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。