2022年2月9日(水)
「イマヌエル」から「あなたの中のキリスト」へ 
From “Emmanuel” To “Christ In You”

「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」(ヨハネ14:16)

旧約聖書の望みは、「イマヌエル」、つまり「共におられる神」でありました。出エジプト33章15節で、モーセは主に「もし、あなたご自身がいっしょにおいでにならないなら、私たちをここから上らせないでください」と言いました。旧約聖書の預言者たちは皆、神が自分たちとともにいなければならないことを理解していました。それはとても重要なことでした。そして、それからイエスの誕生についてのメッセージが届きました。それは旧約聖書の希望であり、イスラエルの望みでした。しかし、イエスは彼らの間に来られましたが、多くの人々はイエスを知ることができませんでした。しかしイエスはイマヌエルだったのです。

主が再び来られることについて神に感謝します。そして、千年王国の統治の間、主と共におられるでしょう!しかしキリスト教、つまりイエス・キリストの福音は、「イマヌエル」ではありません。今日の御言葉にあるように、イエスは「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主(聖霊)をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです」(ヨハネ14:16)と語られました。聖霊は神の臨在をもたらします。

ヨハネ14章17節には、「その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです」とあります。この「あなた方とともに住み」とは、イマヌエルのことで、多くの人は主をメシア、つまり油注がれたお方として信じました。

彼らは、神ご自身が、ナザレのイエス・キリストという人間の姿になられ、彼らの間に住まわれたことを理解していました。しかし、重要なことは、今日の箇所の後半部分でした。イエス・キリストは「あなたがたとともに」ではなく、「あなたがたのうちに」おられるのです。それが福音の約束なのです。「イマヌエル」から 「あなたの中のキリスト へ」の転換なのです。ハレルヤ!

あなたのうちにおられるキリストは、あなたが新しく生まれた瞬間に、人生の中で重要な実在となったのです。それ以来「神の顔を求める」必要はありません。神はあなたの中におられ、あなたは神の中にいます。あなたは神と混じり合った一つの神聖な被造物なのです。もしあなたが聞いたり受け入れたりした福音に、全能の神があなたのうちに住まれるということが含まれていないなら、これからはこの実在に目を覚ます時です。これがキリスト教なのです。決してキリスト教を軽んじてはいけません。神をほめたたええます。

告白
キリストは聖霊を通して私のうちに生きておられ、私のうちにおられるキリストは栄光の望みなのです! その栄光は、私の経済、健康、ビジネス、家族の中に現れているのです! 私のうちにおられるキリストは、私の繁栄、成功、勝利、統治に対する保証してくださるのです。ハレルヤ!

参照聖書 
(コロサイ1:26-27)これは、多くの世代にわたって隠されていて、いま神の聖徒たちに現わされた奥義なのです。神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。。

(第一コリント3:16)あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。

(第一コリント6:19)あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。