2024年5月6日(月)
御言葉により成長する
Growing by The Word

「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」(1ペテロ2:2)

キリストにあって、私たちはすでにすべてのものを持っています。第二ペテロ1章3節にはこう言っています。「というのは、私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えました。」主の神聖の御力が、私たちに命と敬虔に関する必要なものをすべて与えてくださいました。しかし、主を知るあなたの知識によってのみ、それらを享受することができるのです。

私たちが主にあって成長し、私たちが属する主の王国をより意識するようになるにつれて、私たちは主が与えてくださったすべてのものをより多く適用することを学んでいきます。それは子供を育てるのとよく似ています。子供は親が何でも所有するものの相続人ですが、ある年齢や成熟の度合いに達するまでは、安全に自分のものとして楽しむことはできません。福音のことでも同じです。

ガラテヤ4章1節で、「ところが、相続人というものは、全財産の持ち主なのに、子どものうちは、奴隷と少しも違わず、」とあります。 相続人とは、遺産、地位、称号を法的に受ける権利のある人のことです。彼は王位継承者や、ある富の相続人かもしれません。しかし、その相続人がまだ子供である限り、彼はしもべと何ら変わりはありません。なぜこれが重要なのでしょうか?

「子ども」という言葉は、ギリシャ語の「ネピオス(nepios)」から訳され、精神的にはまだ子供で、意思疎通や知的会話ができない人を指しています。したがって、まだ子供(ネピオス)であるクリスチャンは、キリストにあるすべての祝福と富は自分のものであるにもかかわらず、「正しく話す」ことができないので、それらを享受することができないのです。

祝福は、あなたの口の言葉、つまり告白によって活性化されるのです。あなたの告白は、感覚的な認識ではなく、神の言葉に基づいていなければなりません。しかし、「ネピオス」は感覚に従って話します。その言葉から、彼が訓練を受けていないことがわかるのです。だから聖書は、彼が成熟するまで訓練されるよう、後見人や管理者の下に置かれるのだと言っています。(ガラテヤ4:2)

これは、私たち皆が御言葉によって成長しなければならない理由の一つです。あなたの成長を確実にする方法のひとつが、神の御言葉が教えられている地元の教会で積極的に会員となり、御言葉によって訓練され、成長し、正しく話すことができるようになることなのです。

祈り
愛する天の父よ、キリストにあって私に与えてくださったすべてのものを享受し、生きるための御言葉を与えてくださったことを感謝します。私が神の御言葉の指導に身をゆだねるとき、より多くの恵みが私に解き放たれ、超自然的な進歩を経験します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(ガラテヤ4:1-2)ところが、相続人というものは、全財産の持ち主なのに、子どものうちは、奴隷と少しも違わず、2 父の定めた日までは、後見人や管理者の下にあります。

(2ペテロ3:18)私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。

(へブル5:12-14)あなたがたは年数からすれば教師になっていなければならないにもかかわらず、神のことばの初歩をもう一度だれかに教えてもらう必要があるのです。あなたがたは堅い食物ではなく、乳を必要とするようになっています。13 まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。14 しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。