5月2日(火)
闘いをやめる
Quit The Struggle

「神の安息にはいった者ならば、神がご自分のわざを終えて休まれたように、自分のわざを終えて休んだはずです。」(へブル4:10)

神が世に置かれたすべてのものは、天使や悪魔でもなく、神ご自身のためでもなく、私たちのためなのです!もしそれが本当なら、なぜクリスチャンは、キリストにある自分のものについて神から受けるために、延々と祈り続けなければならないのでしょうか。それについて考えてみてください。

悲しいことに私は、「この病気が治るために、5年間も断食して祈り、献金として種も蒔いてきたのです」と嘆く人の話を聞いたことがあります。彼らにとって、人生は霊的戦い、いわば、祈りによる終わりなき闘いとなっていたのです。単に健康で生きるため、わずかな家賃を払うため、試験に合格するため、あるいは、まともな仕事に就くために。

究極的な問題はほとんど、キリストにおいて正当に自分のものとなっているにもかかわらず、それを知らないことに起因しています。詩編の著者はこう語っています、「彼らは、知らない。また、悟らない。彼らは、暗やみの中を歩き回る。地の基は、ことごとく揺らいでいる。わたしは言った。「おまえたちは神々だ。おまえたちはみな、いと高き方の子らだ。にもかかわらず、おまえたちは、人のように死に、君主たちのひとりのように倒れよう」(詩編82:5-7)。なぜ、彼らが人のように死ぬのでしょうか。なぜ、彼らは君主たちのひとりのように倒れるのでしょうか。「彼らが知らない」からです。つまり、無知だからです。

まず、あなたは偉大で勝利に満ちた御国に属していることを知っておきましょう。だから堂々と立って、胸を張って、顔を上げてください。イエスは、あなたが勝利の中を歩き、すべての祝福を授かるために、すでに完全な代価を支払ってくださったからです。あなたが病気、痛み、弱さに勝っていると知っていたら、どのように話し、歩き、行動するでしょうか。それを知ることにより、不必要な闘いに終止符を打つことができるでしょう!

もし、あなたがアブラハムの子孫であり、数え切れないほどの祝福を受け継ぐ者であり、貧しさや失敗のない命、敗北や破壊のない人生を与えられていると知ったのなら、祈りの内容はすぐに変わるのではないでしょうか。

自ら御言葉を知ってください。真理をよく知ってください。祝福の人生は、キリスト・イエスにあるあなたの受け継ぐ分であることを忘れないでください。神はすでにあなたを計り知れないほど祝福しています。「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにおいて、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました」(エペソ1:3)。ハレルヤ!

祈り
私は神の御言葉の真理の中を歩き、キリストにある私の相続財産を知り、これらの多くの、多様な祝福のすべてを楽しんでいます。私は神の祝福の成就と実在の中に生きています。私は神の安息に招かれたのです。すべてのものは私のものです。私は、キリストにあるすべてのものを十分に楽しんでいます。私は私の信仰によって、あらゆる場所で輝いて勝利します。アーメン。

参照聖書
(第一コリント3:21-22)ですから、だれも人間を誇ってはいけません。すべては、あなたがたのものです。パウロであれ、アポロであれ、ケパであれ、また世界であれ、いのちであれ、死であれ、また現在のものであれ、未来のものであれ、すべてあなたがたのものです。

(へブル4:3)信じた私たちは安息にはいるのです。「わたしは、怒りをもって誓ったように、決して彼らをわたしの安息にはいらせない。」と神が言われたとおりです。みわざは創世の初めから、もう終わっているのです。