Remain Humble

「なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」(ルカ14:11)

聖書は私たちに並外れた成果を成し遂げ、王の地位に上げて、無名から世界の注目を受けるようにされた謙虚な人々の例を示しています。悲しいことに、こうした堂々たる地位に昇格した人々の一部は、高慢で誇るようになった人がいました。自分たちの目に「大きく」見えた彼らに、神は低められました。サウル王の物語は、これの良い例です。

サウルはリーダーシップの恵みを受けて、イスラエルの王として油そそがれました。聖書によると、このことはサウルが「自分では小さい者にすぎないと思って」いたときに起きました(1サムエル15:17)。まもなく、サウルは霊的な指示に逆らった行動をはじめました。神の戒めとは違って、自ら全焼のいけにえを捧げました(1サムエル13:9)。また、神が明確に命じられたのと違って、アマレクを完全に滅ぼすことができませんでした(1サムエル15:1-11)。サウルの誇りの結果、神は彼をイスラエルの王位から退けました(1サムエル15:26)。なんと悲しいことでしょう!

しかし、イエスをご覧ください!イエスはご自身が祝福の主権者、支配者、王の王、主の主であることをご存じであったにもかかわらず、謙虚でした。ルカ4:16-21は、イエスを育ったナザレに行ったときを示しています。イエスはいつもの通り安息日に会堂に入り、朗読しようとして立たれました。イエスは司祭たちに「見よ、王の王がここにいる!」とは声を上げませんでした。イエスはただ要請された通りに立て聖書を朗読しました。そして朗読が終えると、「…イエスは書を巻き、係の者に渡してすわられた。…。」(ルカ4:20)。なんという謙虚の姿でしょう!

例えば、もしあなたがリーダーまたは牧師である場合、会衆の前で説教を頼まれた非常に名誉な時がありましたか?それとも、あなたの名誉にふさわしい、そのような頼みがなかったことにおいて、不快に思ったことがありますか?

1ペテロ5:5は、「…長老たちに従いなさい。みな互いに謙遜を身に着けなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです。」と言います。神が謙遜な人に与えられるものは昇進と恩寵です。おそらくあなたは人生で特別な者に見なされなかったかもしれませんが、恵みにおいてあなたは高く昇格するでしょう。

謙虚を保ってください。真の謙虚とは、神の言葉と指示の権威、影響力に従うことです。そうするとき、あなたはより多くの恵み、つまり昇進、増加、超自然的な進歩の力を受け取るでしょう。 

祈り
愛する御父よ、私は謙虚の心で御言葉の主権、権威、影響力に服従します。ですから、私は、父の豊かであふれる無限の恵みの影響を楽しんでいます。その恵みは私を昇進、卓越性、勝利、そして支配を歩ませ、王として私の人生を統治させます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書:
(ヤコブ4:6) しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」

(ヤコブ4:10) 主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。

(ピリピ2:3) 何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。