2023年8月5日(土)
聖書は御霊による最高傑作
The Bible: An Epic Of The Spirit

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。」(2テモテ3:16-17)

創世記からヨハネの黙示録まで聖書を学ぶと、それは、聖書全体が御霊による最高傑作であることに気づくでしょう。モーセは御霊によって、「初めに、神が天と地を創造した。…神の霊は水の上を動いていた」(創世記1:1-2)と書きました。三位一体の中で独特な神格を持った聖霊は、聖書の最初から紹介されています。

箴言の中では、私たちの内に宿り、私たちと交わりを持つという聖霊の意図について書かれています。箴言の著者は、霊によって、御霊の願いは私たちなしに天で生きるのではなく、私たちとともに、私たちのうちにいることだと書いています。「わたしは神のかたわらで、これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び、いつも御前で楽しみ、神の地、この世界で楽しみ、人の子らを喜んだ。」(箴言8:30-31)

四つの福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)において、主イエスは私たちに聖霊が誰であるかを知らせるために、より偉大な啓示を与え、マタイ12章31-32節では、聖霊を逆らわないようにと警告しています。「…しかし、御霊に逆らう冒涜は赦されません。また、人の子に逆らうことばを口にする者でも、赦されます。しかし、聖霊に逆らうことを言う者は、だれであっても、この世であろうと次に来る世であろうと、赦されません。」

聖霊は、神の臨在を私たちにもたらし、神の愛を私たちに伝えてくださるお方です。聖書を読んでいて、聖霊が誰であるかを見逃すことはあり得ません。またパウロは書簡の中で強調しています。「神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」(エペソ4:30)

聖霊を受けていない人は、しばしばこの書簡を読んで困惑します。彼らは、この書簡がキリストについての途方もなく豊かな言説であることを知っていないのです。書簡は今日にとって特別な真理なのです。言い換えれば、書簡は今日必要なメッセージを持っています。つまり、時間が経っても手紙は変わらないメッセージを持っているからではなく、そのメッセージを語られている方が、時間が経っても変わらない永遠の方だからです。

そして、この言説を完全に把握する唯一の方法は、御霊によるのです。御霊の働きを認識し、それに完全に自分をゆだねることは何と重要なことでしょうか!

祈り
愛する聖霊様、神の国の実在を知らせ、私の人生における御霊の働きと臨在を認識します。聖霊は私を導き、私のうちの聖霊の臨在に感謝します。聖霊は私の人生の指導者です。私はキリストにある私の運命を成し遂げるために導いてくださる聖霊を従います。愛する聖霊様、あなたの働きを通して、私は神性の栄光と知恵、卓越性を示し、義の実を結びます、イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(マタイ12:32)また、人の子に逆らうことばを口にする者でも、赦されます。しかし、聖霊に逆らうことを言う者は、だれであっても、この世であろうと次に来る世であろうと、赦されません。

(箴言8:30-31)わたしは神のかたわらで、これを組み立てる者であった。わたしは毎日喜び、いつも御前で楽しみ、 神の地、この世界で楽しみ、人の子らを喜んだ。

(使徒の働き5:32) 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」