2024年3月25日(月)
神聖な関係
A Divine Relationship

「しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。」(1コリント6:17)

キリスト教にも宗教的な活動や慣習はあるかもしれませんが、キリスト教は基本的に宗教というより、むしろ関係として自らを際立たせるものです。その違いを理解するには、子供と両親との関係を考えてみましょう。この家族的なつながりは、宗教的な信条によって定義されるものではなく、個人的で親密な関係に深く根ざしているものです。

キリスト教では、イエスが来られた理由であり、宗教を超えた神との関係に私たちを導くために来られたのです。イエスが来られる前に、さまざまな宗教が存在していました。しかし、イエスは神との関係という、違うものをもたらしたのです!

イエスが神を「父」と呼んだとき、ユダヤ人たちが驚いたのも無理はありません。「だれが神を父と呼べるのか?」と彼らは不思議に思ったのです。イエスが神を父と呼んだのは、神との関係があったからです。それは父と子の関係でした。

神を父と呼ぶことは、ユダヤ人にとっては馴染みがなく、当惑させるものでした。ヨハネの福音書10章30節で、イエスは「わたしと父とは一つです。」と言われ、この神聖の関係の本質を強調されました。イエスは神と同じ命を持っておられたのです。ヨハネの福音書1章14節によれば、イエスは人となった神でした。

ユダヤ人たちは、その言葉を耐えられませんでした。イエスがさらに踏み込んでその関係を説明しようとしたとき、彼らはイエスを殺そうとしました。しかし、神に感謝します。イエスの死と埋葬と復活によって、私たちは神と同じ一体に導かれたのです。私たちは父なる神との神聖な関係に導かれたのです!

今、私たちは天の父なる神と呼ぶことができるのです。他のどの宗教でも可能ではないことです。1ヨハネ3章1節には、「私たちが神の子どもなると呼ばれるために、—事実、いま私たちは神の子どもです—御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。…..」とあります。 ガラテヤ4章6節では、「そして、あなたがたは子であるゆえに、神は『アバ、父』と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。」と言っています。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、イエス・キリストを通して御父に近づくことができ、感謝します。キリストは私の内に生きておられます!私は平凡な者ではありません。神との交わりの中で呼ばれたからです。それゆえ、私は毎日、キリストの輝かしい命を現し、わずらい、病気、失敗、欠乏、そして悪魔のものすべてに支配権を行使します!イエスの御名によって祈ります。ハレルヤ!

参照聖書
(1ヨハネ5:11-13)そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。

(1コリント1:9)神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。