Preach His Love And Righteousness

「…自分が、良いと認めていることによって、さばかれない人は幸福です。」(ローマ14:22)

教会で、説教者の罪に定めや裁きについてのメッセージを好む人たちがいます。彼らは実際に罪や裁きのメッセージをもっと聞きたいと思っています。しかし、裁きへの恐れは、神の愛や義の実を結ぶことにはなりません。福音とは良い知らせを意味します。イエスは良い知らせを説教し教えるように私たちを遣わしたのです。イエスは言われました、「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)

イエス・キリストについてのメッセージを説いているだけでは不十分です。そのメッセージは主の流れる愛、主が成し遂げられた罪の取り除く、そして信じるすべての人への主の義の贈物でなければなりません。裁きや罪の非難を伝えてはいけません。主の愛と義を宣べ伝えてください。

私たちが義とキリストの義と愛について罪人たちに伝えることを好まない人もいます。彼らが理解していないことがあります。義は、実際には罪人への贈り物であって、本質的にクリスチャンへの贈り物ではないということです。なぜなら、クリスチャンは義から生まれたからです。罪人は福音のメッセージを聞いて信じるとき、義の賜物と伴って永遠の命を受けます。

私たちが義を伝えると、人々は義を受け入れます。そして、一度そうすると、正しく生活を生き始めます。それは、義は神の性質であって、生まれ変わる人の霊に与えられ、その人に正しく生きる能力を与えるからです。正しい生き方は義の産物です。まず義に認めていない人は、誰も正しく生きることはできません。ただ神のみが義を賜り、義はあなたの良い行いによって得られるものではありません。

これがまさに私たちが福音を伝える理由です。 福音を通してのみ神の義が明らかになるからです。パウロは言った、「…私は福音を恥とは思いません。…なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。」(ローマ1:16-17)。お分かりいただけましたか?

ですから、もし私たちが正しい福音を宣べ伝えなければ、人々は決して義を理解することなく、また、キリストが世に来られた目的をくじくことになります。主は人々を神の子にするために来られました。主は罪人を義人にするために来られました。主は私たちを父と一つにし、主の命と義の性質を持つようにと来られました。ハレルヤ!

告白
愛する御父よ、すべてに惜しみなく注がれている父の愛に感謝します。イエスの贖いによって、罪が取り除かれ、その結果で、信じるすべての人への義の贈り物に感謝します。今日、世界中の人が福音を聞いて受け入れるので、父の義は明らかにされます。多くの人が救われ、癒され、引き渡され、そして暗闇を追い出します。主の御名を賛美します。

参照聖書
(ローマ6:13-14) また、あなたがたの手足を不義の器として罪にささげてはいけません。むしろ、死者の中から生かされた者として、あなたがた自身とその手足を義の器として神にささげなさい。14 というのは、罪はあなたがたを支配することがないからです。なぜなら、あなたがたは律法の下にはなく、恵みの下にあるからです。

(2コリント5:21) 神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。