2024年1月16日(火)
栄冠が待っている
There’s A Crown Waiting
「わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。」(黙示録3:11)
何という主からの緊急の勧告でしょうか!主はフィラデルフィアの教会に、自分たちの持っているものをしっかりと守るように勧められました。それは地上のものではなく、霊的なものでした。主は、失う可能性があるからこそ、それらを堅く守るようにと言われたのです。神があなたに与えてくださったものを堅く保つ方法は、それを働かせること、使い続けることです。
あるクリスチャンがいつも魂を勝ち取り、彼らを教会に連れてきていたとしましょう。しかしある日、何かが気に障ったのか、彼は魂を勝ち取ることをやめてしまいました。もし彼が、義の冠が彼を待っていることを知っていたならよかったと思います。しかし、だれかその冠を奪おうとしたのです。
誰かが冠を奪おうとしなかったら、神はそう言わなかったでしょう。聖句をもう一度読んでみましょう。「…あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。」神があなたに言われたことを他の誰かがする事を見るのは、人生の最も深い苦しみの一つです。例えば、サウルのことを考えてみましょう。神がサウルをイスラエルの王に召されたとき、彼に永遠の王国を約束されました。しかしサウルはそれを失い、ダビデがそれを得ました。(1サムエル記13:13-14)
神の家で果たすべき任務が与えられたなら、それを神聖なものとしてください。喜びをもって、キリストにふさわしく行ってください。聖書には、終わりときには、私たちは皆、自分のしたことすべてについて神に責任を負わなければならないと書かれているからです。また、主に従い、その使命を果たした者すべてに与えられる義の栄冠が待っているのです。
祈り
愛する父よ、私はあなたが私に託してくださった霊的な宝を認識し、それを堅く守ります。私に与えられた恵みを感謝します。私は不快感や注意散漫に振り回されることを拒み、断固として、堅く、主の御業にいつも豊かにとどまり、あなたの目的を果たすことに全力を尽くします、イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(1コリント9:24-27)競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。また闘技をする者は、あらゆることについて自制します。彼らは朽ちる冠を受けるためにそうするのですが、私たちは朽ちない冠を受けるためにそうするのです。ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方をしていません。空を打つような拳闘もしてはいません。私は自分のからだを打ちたたいて従わせます。それは、私がほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者になることのないためです。
(2テモテ4:7-8)私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。
(1ペテロ5:1-4)そこで、私は、あなたがたのうちの長老たちに、同じく長老のひとり、キリストの苦難の証人、また、やがて現われる栄光にあずかる者として、お勧めします。2 あなたがたのうちにいる、神の羊の群れを、牧しなさい。強制されてするのではなく、神に従って、自分から進んでそれをなし、卑しい利得を求める心からではなく、心を込めてそれをしなさい。3 あなたがたは、その割り当てられている人たちを支配するのではなく、むしろ群れの模範となりなさい。4 そうすれば、大牧者が現われるときに、あなたがたは、しぼむことのない栄光の冠を受けるのです。