PRAY FOR YOUR ENEMIES…NOT AGAINST THEM
「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」(ガラテヤ5:16)
時折、一部クリスチャンは祈りながら、「敵が私に立ち向かって計画した悪事が何であれ、敵に二倍の苦しみを与えてください!私に死んでほしいという人は、その人がむしろ急に死ぬようにしてください」と言う人がいます。いいえ、これはクリスチャンとして祈るふさわしい方法ではありません。御霊に満ちている人の姿ではありません!
そのように祈る人は、霊に従うのではなく、肉の欲望に従って祈っています。今日の御言葉は、「私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」と言います。あなたの敵の死を見るのは肉の願いですが、霊の願いは彼らの救いを求めるのです。
敵に立ち向かって祈る人は、肉の欲望に従って歩む人です。神の願いは、あなたが御霊によって祈ることです。「すべての祈りと願いを用いて、どんなときも御霊によって祈りなさい。…」(エペソ6:18)。霊にとどまりなさい。あなたの敵があなたに立ち向かって何を企んでいるかに動揺しないでください。
イエスは「祈りなさい」言われました。あなたは敵に立ち向かうのでなく、「…自分の敵を愛し、迫害する者(憎む者たち)ために祈りなさい」 (マタイ5:44)と言われました。あなたは傷ついたり、怒ったりするかもしれませんが、憎しみを拒否することができます。あなたは愛に満ちていて、人を憎んだり、呪ったりはできません。あなたはあまりにも心の優しい人なので、苦い思いや過ちの覚えがありません。
あなたの敵に注意を払わないでください。どれだけ多くの人があなたに立ち向かって敵対しているか関係ありません。あなたはキリストと共に蘇ったのです!あなたの内にいる方は、世にいる者よりも偉大なのです。詩篇27:2のダビデの言葉を読んでください。「悪を行なう者が私の肉を食らおうと、私に襲いかかったとき、私の仇、私の敵、彼らはつまずき、倒れた。」
ダビデは敵に対して祈る必要はありませんでした。彼らはただつまずいて倒れました。それが、あなたの敵と見られる人の運命です。彼らは悔い改めなければ、そのように運命づけられます。しかし、あなたの役割は、神が真理を認める人々に悔い改めさせることを、神に願い、敵のために祈ることです。
祈り
愛する御父よ、父の御霊によって私の心の中に流された父の愛と、私の心の中にあるキリストの満たしを感謝します。あなたの愛は毎日私を通して、私の考え、言葉、そして行動によって表現されています。私は人生を見事に乗り越え、大きな進歩を遂げています。イエスの御名でお祈りします。アーメン。
参照聖書
(箴言24:17) あなたの敵が倒れるとき、喜んではならない。彼がつまずくとき、あなたは心から楽しんではならない。
(ルカ6:27-28) しかし、いま聞いているあなたがたに、わたしはこう言います。あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行ないなさい。28 あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。
(イザヤ54:17) あなたを攻めるために作られる武器は、どれも役に立たなくなる。また、さばきの時、あなたを責めたてるどんな舌でも、あなたはそれを罪に定める。これが、主のしもべたちの受け継ぐ分、わたしから受ける彼らの義である。――主の御告げ。――」