主の御名によって望みを宣言する
Declare What You Want In His Name

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしを信じる者は、わたしの行なうわざを行ない、またそれよりもさらに大きなわざを行ないます。わたしが父のもとに行くからです。またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。」(ヨハネ14:12-13)

イエスが「あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう」と言われたのは、祈りのことではありません。この「求める」という言葉は、ギリシャ語で「アイテオ(aiteō)」といい、「要求する」という言葉の代わりになります。ヨハネ16章23節でイエスが言われたこととは違います。「その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります」

ヨハネ16章23節の「求める」という言葉は、ギリシャ語「エロタオ(erōtaō)」で、「祈り」を意味しています。イエスは、どうやってイエスの御名によって父なる神に祈るかを示されています。しかし、今日の御言葉にある「求める」とは、あなたがイエスの御名によって要求することを意味します。

使徒3章1-6節では、ペテロとヨハネがこのことをどのように実践したか示されています。彼らは、生まれつき足が不自由で、毎日宮の門で施しを乞うている人に出会いました。ペテロは彼に言いました。「銀も金も私にはありませんが、私が持っているものをあなたに差し上げます。ナザレのイエス・キリストの名によって、起きて歩きなさい」(使徒3:6)。これは祈りではありません。ペテロはイエスの御名によって要求したのです。

今日、私たちの世界で起こっている悪い出来事の多くは、悪霊によって引き起こされています。しかし、イエスの御名によって、私たちは打ち勝ち、勝利することができるのです。苦しい状況に直面するたびに、イエスの御名によってあなたの望みを宣言すれば、変化が起こるでしょう。それは背後に権威があるからです。イエスの御名を使って、あなたの体を健康に保ち、あなたの周りの嵐を静め、あなたの家庭、コミュニティ、町、市、そして国に変化をもたらしましょう。

告白
イエスの御名において、私は暗闇の悪霊、惑わし、混乱の悪霊、世界の国々に破壊をもたらす暴力の霊に立ち向かい、彼らの試みを無力化させます! 私は、これらの暴力の悪霊がその計画を実行できないように宣言します。彼らは勝つことができないでしょう。私は、国々とその指導者に対するサタンの影響力と支配を断ち切ります。偉大なるイエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(使徒14:8-10)ルステラでのことであるが、ある足のきかない人がすわっていた。彼は生まれながらの足なえで、歩いたことがなかった。この人がパウロの話すことに耳を傾けていた。パウロは彼に目を留め、いやされる信仰があるのを見て、大声で、「自分の足で、まっすぐに立ちなさい。」と言った。すると彼は飛び上がって、歩き出した。。

(マルコ16:17-18)信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」