It Pays To Be Loyal

“見よ。神が私を殺しても、私は神を待ち望み、なおも、私の道を神の前に主張しよう。”(ヨブ 13:15)

上の本文に現れた信頼と忠誠心の言葉は、大変な挑戦にも関わらず神に対する信仰を維持したヨブの確固とした宣言です。彼はひどい苦難を受けました。彼の妻さえも彼の苦しみに対して軽蔑し嫌悪しながら“それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。”(ヨブ2:9)と言った程に、彼は深刻で絶望的な状態でした。

しかしヨブは、主に対する信頼と真実さを守り、神に対し罪を犯さなかったと聖書は言います。彼の状態が彼に誤った告白をするようにはできませんでした。(ヨブ2:9)なんと称賛に値することでしょうか。

ヨブ記13:15を見ると、神に対する制限された理解と知識にも関わらず、かえって彼は私たちが深く考えるべき言葉を言いました。“見よ。神が私を殺しても、私は神を待ち望み、なおも、私の道を神の前に主張しよう。”このようなヨブの態度は、私たちの状態がどれほど深刻で混乱しても関係なく、御言葉に対する信頼と忠実を維持しなさいと教えます。神に対する彼の粘り強い信頼と忠誠さによって、聖書は神が“ヨブの前の半生よりあとの半生をもっと祝福された。”と言います。(ヨブ42:12)

別の例で、イエスの教えにつまずいていた一部の弟子たちがイエスに従わないことにした後にも、変わらずイエスと共に残ることを選んだペテロと他の弟子たちの忠誠心を考えてみてください。イエスに反抗的であった弟子たちは、主が言われた御言葉の中のあるいくつかを不快に思いながらこう反応しました。“これはひどいことばだ。そんなことをだれが聞いておられようか。”(ヨハネ6:60) そうして彼らは主から離れ去って行きました。

その時、イエスはペテロと他の弟子たちに振り向いて尋ねられました。“まさか、あなたがたも離れたいと思うのではないでしょう。”するとペテロが答えました。“主よ。私たちがだれのところに行きましょう。主は永遠のいのちのことばを持っておられます。”

ペテロと他の弟子たちは、イエスと共に残りました。どうなりましたか?主が昇天される前に彼らに言われました。“わたしの父がわたしに王権を与えてくださるように、わたしもあなたがたに王権を与えます。それであなたがたは、わたしの国でわたしの食卓に着いて食事をし、王座に着いて、イスラエルの十二の部族をさばくのです。”(ルカ22:29-30)

忠実さにはいつも補償があります。あなたの周りの出来事が辛く挑戦的に見える時、他の選択や簡単な脱出口を探す人々のむれに入らないでください。時になり状況が変わる時まで主に対する忠実さと信頼を維持してください。

祈り
愛する父よ、父に仕える事と父の御言葉に忠誠し真実で変わらない心を私にくださり感謝します。大変な挑戦や困難にかかわらず、父が、私と関係あるすべてのものを完全にされたことを認識し、私は決して揺れません。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。

参考聖句
コロサイ 3:23, 民数記 12:7

1年聖書通読
Ⅰペテロ 1:22-2:25 エゼキエル 29-30章

2年聖書通読
ユダ 1:1-11 ダニエル 11-12章