Express Your Love For The Holy Spirit

「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」(ヨハネ14:16)

クリスチャンである私たちにとって最も大切なことは、御霊との交わりです。私たちの多くは、イエスに対する愛を証明するために何かをしていることでしょう。中には、こういうことを言う人もいるかもしれません。「もし今イエスを見ることが出来るなら、抱きしめて、足元にひざまずいて、足のほこりを拭き取ってあげたいです」。 あなたは御霊のためにも、当然、そのすべてのことをする必要があります。なぜなら、御霊は今、私たちと一緒におられるイエスだからです。

イエスのことが大好きで、イエスのためになら何でもできるなら、御霊に対してもその愛を表現してください。イエスと共にいた聖書の中の弟子たちと比べて、私たちは決して何も劣るものはないのです。弟子たちが人間の形で来られた御霊とともにいたかのように、私たちも、そのような神の臨在を持っています。このことがあなたの今の意識にならない限り、あなたの信仰は宗教的になってしまいます。御霊は、ただ一人の人格として認めるだけでなく、キリストの本質であることを悟らなくてはなりません。

言い換えれば、御霊なしにはキリストはありえなかったのです。イエスは、ご自身一人でおられたことではありません。あなたがイエスについて愛するすべてのことは、イエスご自身一人でなされたことではありません。あなたはイエスにあって見つけられ、主を愛するようにと神が明らかにされたすべてのものは、御霊にあるのです。あなたがイエスの中で望んで熱望し、愛していたすべてのものが御霊のうちにあるのです。

主イエスは今、天におられ、御霊は、私たちと共におられます。素晴らしい点は、御霊が私たちとともにいてくださることで、私たちはいつでも、どこでも、イエスと一緒にいることができるのです。弟子たちはイエスを彼らの家まで招待して共に行くことはできませんでした。彼らが目を覚まして働いている間だけイエスと一緒にいることができました。しかしイエスがいなくなられた後、弟子たちは御霊を受け入れました。御霊が、昇天されたイエスの代わりに来られたということが弟子たちにはわかりました。御霊が共にいたため、イエスがいなくても弟子たちは寂しくありませんでした。弟子たちは、イエスと共にいた時と同じように、御霊を愛し、共に歩んだのです。

ですから、あなたのうちに住まれる御霊を認識してください。御霊の働きなしのキリスト教は、宗教でしかありません。イエスは、ヨハネ14:16-17でこのように言われたのです。「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。」

祈り
愛する聖霊様、私の暮らしの内におられる聖霊様の臨在によって感謝します。私は私の心からあなたを愛し、慕います。聖霊様は私にとって全てであり、私の慰め主、助け主、助言者、仲裁者、強めてくださるお方、とりなしてくださるお方、味方であられます。私の内で働くあなたの能力と知恵を感謝します。聖霊様の栄光のためにお使いになり、私の人生を明け渡します。イエスの御名によって祈ります、アーメン。

参考聖書
ヨハネの福音書 14:25-26 このことをわたしは、あなたがたといっしょにいる間に、あなたがたに話しました。26 しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

ヨハネの福音書 15:26 わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。

ヨハネの福音書16:7 しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。