The Spirit, The Water, And The Blood

“あかしするものが三つあります。御霊と水と血です。この三つが一つとなるのです。”(Ⅰヨハネ 5:7-8)

父と御言葉と御霊は天でイエスを証言する反面、御霊と水と血は地で証言します。聖書は私達にイエスがこの世で働かれる間、力強い御業を行うためにどれほど聖霊によって満たされて、聖霊の導きを受けられたのかを見せてくれます。

ヨハネの福音書は、イエスが十字架に架けられた時、イエスの死を確認するために、兵士が槍でイエスのわき腹を突き刺したと記録しています。血と水が噴き出し、死のしるしとして、ヨハネはそれを記録しました(ヨハネ19:35)。彼は自分の福音書でこのように言及もしました。“イエスはこれらのことを話し終えられると、弟子たちとともに、ケデロンの川筋の向こう側に出て行かれた。そこに園があって、イエスは弟子たちといっしょに、そこに入られた。”(ヨハネ18:1)ケデロンは聖殿がある山(モリヤ山)とオリーブ山の間にあるエルサレムの近くの速く流れる川筋でした。それは下水排水路として使われ、毎日朝と夜に神殿のいけにえから出た血と水がそこに排水されました。ヨハネは血と水が神殿から流れ出たことを非常によく知っていました。

イエスは死なれたので、全く血圧がなかった故に、その兵士が主のわき腹を突き刺した時、通常ではイエスの血がそのようにほとばしることはありえませんでした。しかし、ヨハネは血と水が激しく噴き出るのを目撃しました。これは奇跡でした。ヨハネはイエスが自分の体を言及されながら、“この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。”(ヨハネ2:19)と言われた神殿でユダヤ人達と主が出会ったことを覚えました。

古い聖殿は過ぎ去りました。新しい聖殿がここにあります。イエスは新しい生きた道です!イエスが私達の聖殿であり、世の罪のため一度死なれた子羊であるため、ケデロンの川筋に排水される血は、これ以上必要はありません。

祈り
愛する父よ、救いの贈り物を私達にお与えることで偉大な愛を証明してくださり感謝します。神様の子羊が一度に、私達の場所で犠牲になられたことで、私達は永遠に父の御名を賛美し栄光を帰して生きるのができます。ハレルヤ!

参考聖句
ヨハネ2:19-21、エペソ2:13-16