12月11日(日)
主の賛美を歌う者たち
Singers Of His Praise

「主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざに思いを潜めよ。」(詩編105:2)

聖書に登場する偉大な神の人たちは、皆、主を賛美しほめたたえる人たちでした。彼らはあらゆる面で勝利に満ちた人生を送ったのも不思議なことではありません。今こそ私たちは、最も高くおられる主に向かって賛美し、歌うことを学ぶ時です。私たちは主を賛美する歌い手なので、私たちは霊の歌を歌うべきなのです。

例えば、紅海を渡り、エジプトの軍勢がその中で滅んだ後、モーセは賛美の歌を歌い出しました。「そこで、モーセとイスラエル人は、主に向かって、この歌を歌った。彼らは言った。『主に向かって私は歌おう。主は輝かしくも勝利を収められ、馬と乗り手とを海の中に投げ込まれたゆえに。主は、私の力であり、ほめ歌である。主は、私の救いとなられた。この方こそ、わが神。私はこの方をほめたたえる。私の父の神。この方を私はあがめる。主はいくさびと。その御名は主』」(出エジプト15:1-3)。

イスラエルの民がヤビン王と戦い、ヤビン王を滅ぼしたときも、デボラとバラクは主に向かって次のような美しい言葉で歌ったのです。「…民が進んで身をささげるとき、主をほめたたえよ。聞け、王たちよ。耳を傾けよ、君主たちよ。私は主に向かって歌う。イスラエルの神、主にほめ歌を歌う」(士師5:1-3)。

ミリアムは、突進してくるエジプト軍からイスラエルが奇跡的に解放されたことを詩的に表現しています。「…主に向かって歌え。主は輝かしくも勝利を収められ、馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた」(出エジプト15:21)。

新約聖書にも「教会の中で、わたしはあなたを賛美しよう」(ヘブル2:10-12)という、イエスに関する預言的な言葉が記されています。あなたはこの句を知っていましたか。イエスが教会の中で、兄弟たちの中で、主をほめたたえるという預言的な言葉があるのです。ハレルヤ! そして、イエスはそれをなさったのです。

イエスが裏切られる前夜、弟子たちに聖餐式をされた後、聖書には「そして、賛美の歌を歌ってから、みなオリーブ山へ出かけて行った」(マタイ26:30)と書かれています。ハレルヤ! そして、ルカ10章21節で、イエスは美しいことをなさいました。詩編を歌われたのです。詩編は霊的な歌です。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、主の賛美は絶えず私の口と唇にあります。私は主の御名を賛美し、主の威光をほめたたえます。主は癒し手であり、すべての良いものを供給し、すべてに勝る方です。常に状況に打ち勝つ恵みを私に与えてくださったことを感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(詩編150:1-2)ハレルヤ。神の聖所で、神をほめたたえよ。御力の大空で、神をほめたたえよ。その大能のみわざのゆえに、神をほめたたえよ。そのすぐれた偉大さのゆえに、神をほめたたえよ。

(詩編9:11)主にほめ歌を歌え、シオンに住まうその方に。国々の民にみわざを告げ知らせよ。

(詩編13:6)私は主に歌を歌います。主が私を豊かにあしらわれたゆえ。