Beholding Yourself In Him

「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(Ⅱコリント3:18)

今日の御言葉に出てくる「鏡(Glass)」という言葉は、ギリシャ語では「カトプツリージョーマイkatoptrizomai」といいます。これは鏡で映し出す、という意味があります。神の御言葉は、あなたの真の姿を映し出す神の鏡であり、あなたの真の姿は、神の栄光です。私たちが神の御言葉を学び、黙想していく中で、私たちが見るもののとおりに私たちは変えられていきます。パウロが、御霊なる主の働きと言っている意味は、このことなのです

御言葉の栄光は、とこしえに増していく栄光です。口語訳聖書では、今日の聖書箇所を、次のように書いています。「わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。」御言葉を見るとき、さらなる栄光が見られるのです。その結果、あなたが見るもの(さらなる栄光)に似ていくのです。ハレルヤ。

ヤコブ1:23は次のように言っています。「みことばを聞いても行なわない人がいるなら、その人は自分の生まれつきの顔を鏡で見る人のようです。」 あなたの役割は、鏡の中の神の栄光を見つめ続けることです。常に鏡に映ったあなたの姿を見てください。そうすれば、必ず御言葉があなたの人生に変化をもたらします。御言葉はおかれている事態に変化をもたらし、あなたのあるべきところに導いてくれます。

もしあなたが、ある悪い習慣を断ち切ろうとするなら、特にこれが必要です。「私は変わろうとしているところです。」とは言わないでください。しようとするのではなく、ただ神が言われていることを行ってください、そうすれば変化がすぐ訪れます。御言葉を学び、黙想し続けてください。そうすれば、あなたは、栄光から栄光へと、著しく変化していきます。神の御言葉の素晴らしい働きが私たちの心の中でなされているのです。

あなたは御言葉のうちに、主を見れば見るほど、あなたが主とどれほど似ているかが見えるようになります。ですから、このように神は言われたのは、不思議ではありません。「・・・私たちもこの世にあってキリストと同じような者であるからです。」(Ⅰヨハネ4:17)。毎日神の鏡を使ってください。御言葉のうちに自分自身を見つめながら、神のうちで、自分自身を見てください。

祈り
愛する御父よ、私の人生における御言葉の働きに感謝します。今日、父の御言葉を熟考し続くと、父の栄光と力が私の霊に明らかになり解き放たれます。私は栄光から栄光へと変えられ、輝きが増していくばかりです。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参考聖書:
Ⅱコリント人への手紙 3:18  私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。

ヨシュア記 1:8 この律法の書を、あなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさまなければならない。そのうちにしるされているすべてのことを守り行なうためである。そうすれば、あなたのすることで繁栄し、また栄えることができるからである。