11月8日(火)
あなたの心の中にある御言葉
The Word In Your Heart

「種蒔く人は、みことばを蒔くのです。みことばが道ばたに蒔かれるとは、こういう人たちのことです――みことばを聞くと、すぐサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを持ち去ってしまうのです。」 (マルコ4:14-15)

あなたが、神の御言葉を心に受けると、その力を知っている暗やみの勢力はすぐにやってきて、あなたの心からその御言葉を奪おうとします。これが、主イエスが種蒔きの例えで明らかにされた内容です。

それは、なぜ人々が御言葉を聞いても理解できないかを説明します。彼らは、素晴らしい預言を受けた直後に、もろもろの地獄が彼らに対してせまってくるように見えるのか理解するのが難しいのです。それは、サタンが彼らの心から御言葉を奪うためにあらゆる手を尽くしているからです。あなたから御言葉を奪うためにあらゆる矢と罪を投げかけるでしょう。サタンは、主イエスに対してもこの手口を使えようとしました。主イエスについて語られた御言葉に疑問を投げかけ、イエスが神の子であることを証明するように求めました(ルカ4:3)。もちろん、主イエスは敵を撃退することに成功しました。イエスの御心に御言葉がしっかりと刻んでおられたからです。

あなたは自分の心にある御言葉を意識的に守らなければなりません。コロサイ3章16節に「キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ…」とあります。つまり、御言葉を心に定着させ、根づかせるということです。そうすれば、敵がどんなにあなたの心から御言葉を奪おうとしても、それはうまくいかないでしょう。

あなたの人生で最も貴重なものとしてサタンが狙うものは、あなたの心の中にある神の御言葉です。ですから、あなたは心にある御言葉を守らなければならないのです。御言葉をあなたの心の浅い表面に置き去りにして、敵が奪われるようにしてはいけません。黙想と異言の祈りによって、御言葉を自分の霊の中にとどまるようにしましょう。そうすれば、御言葉はあなたの心に根を張り、実を結ぶようになるのです。ハレルヤ!

祈り
父なる神よ、主の御言葉の栄光と、私が今経験している変化に感謝します。主の御言葉は私の霊に根付き、義の実を結ばせるようにします。今、私は主の御言葉によって生きるのです。御言葉は人生の状況を変え、私を主の完全な御心と運命に沿うことができるように、主の御言葉を与えてくださったことを感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(ルカ8:11-15)このたとえの意味はこうです。種は神のことばです。道ばたに落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたが、あとから悪魔が来て、彼らが信じて救われることのないように、その人たちの心から、みことばを持ち去ってしまうのです。岩の上に落ちるとは、こういう人たちのことです。聞いたときには喜んでみことばを受け入れるが、根がないので、しばらくは信じていても、試練のときになると、身を引いてしまうのです。

いばらの中に落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞きはしたが、とかくしているうちに、この世の心づかいや、富や、快楽によってふさがれて、実が熟するまでにならないのです。しかし、良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心でみことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。

(へブル2:1)ですから、私たちは聞いたことを、ますますしっかり心に留めて、押し流されないようにしなければなりません。

(コロサイ3:16)キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。