Reappraise Your Priorities

“そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。”(マタイ6:31-33)

今日の御言葉をもう一度読んでみましょう。よく考えながら深く読みましょう。多くの人々が、このイエス様の御言葉を、私たちが他の何かを求めるためにはその前にまず、神の国と義を求めなくてはいけないという意味で解釈します。しかしそれは、イエス様が語られたこととは違います。主は私たちに他の何かではなく、ただ神の国(王国)だけを求めなさいと指示なされたのです。主の御言葉によると、私たちが神の国であるただひとつを追及するならば、他の全てのものは私たちに与えられるのです。

あなたの職業(vocation)が何であろうと関係ありません。あなたが学生であろうとも、公務員、政治家、事業家、芸能人であろうとも、その職業が今あなたの召された場所 (宣教地)なのです。したがって、召された場所にいる人々をキリストに導くことを決断しましょう。私は、キリスト者たちが自分のいた場所を離れて公式的な出張や、仕事を兼ねた旅行をする時に、霊的に無気力になる事を見ては驚きます。どうしてあなたは、新しいその場所で何週間も教会に行かずに、誰にもキリストを証することなく過すことが出来るのですか?それではいけません。

あなたがどこで何をしようとも、使命を遂行しているということを認識しなくてはいけません。福音はあなたの一番の優先順位です。あなたの人生はただただ職業や事業を中心にまわっていてはいけません。それだけでなく、あなたが他の都市に転勤になったとき、職場から近い家を探すことが一番先になってはいけないのです。むしろ、教会から一番近い家を探しましょう。そしてもしも周辺に教会がないのならば、新しい教会をひとつ始めるのです。あなたは、あなたの霊の成長に関心を持ち、神の国に焦点を合わせなくてはいけないのです。

先に神の国とその義とを求めなさいという主の命令は、今日私たち各自の優先順位を再検討し、それに従って生きることを要求するものです。

祈り
愛する父よ。私を真実な和解の働き人として選び、能力を下さり感謝します。私は、私が出会う失われたたましいを救いに導き、また神の国の実在と、あなたの大きな愛によって導くことに効果的であります。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン

参考聖句
Ⅱテモテ4:2、Ⅰコリント9:16