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“それなのに、この人たちもまた同じように、夢見る者であり、肉体を汚し、権威ある者を軽んじ、栄えある者をそしっています。御使いのかしらミカエルは、モーセのからだについて、悪魔と論じ、言い争ったとき、あえて相手をののしり、さばくようなことはせず、「主があなたを戒めてくださるように」と言いました。しかし、この人たちは、自分には理解もできないことをそしり、わきまえのない動物のように、本能によって知るような事がらの中で滅びるのです。” (ユダ 1:8-10)

御使いのかしらミカエルがモーセのからだに関しサタンと論じた時、私たちはミカエルの態度から驚くべき教えを得ます。ミカエルはそのすべての力と栄光を持っていましたが、悪しき存在であるサタンをあえて訴えをできませんでした。これはサタンが天使の権勢よりも高い、アダムの権勢を持っていることを彼が認めたからです。アダムが神様から食べてはならないと指示されたその実を食べた時、アダムは彼の権勢を失い、それはサタンのものとなりました。

その結果ミカエルは、より高い権勢であるただ主の御名で、サタンをとがめることができました。これは神様の子どもとなった私たちが霊的権勢との関係をどのように理解するかに対して非常に有益な情報を与えます。あなたは、主が権勢の座の上に置かれた人々を非難したり、彼らの名誉を傷つけたり、彼らを反対することばを言ってはいけません。これは私の生き方です。私は神様の人々、特に福音の働く人について、反対になることはどんなことでも言いません。なぜなら彼らは神様の権勢を持っているからです。

第一テサロニケ人への手紙5:12は言います。“兄弟たちよ。あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人々を認めなさい。”教会の何人かは主の中であなたよりも高い権威を持っています。そして彼らはそれにふさわしく尊敬されなくてはなりません。

悲しくも、教会には自分が彼らの牧師先生よりももっと明晰であると信じる人々がいて、彼らはいつも教会のことを扱う方法に対し“忠告”や教えを与えようとします。これは誤ったことです。あなたが聖霊の力の中で行い、人生で神様の召しを成すためには、霊的権威に従順することを続けなくてはなりません。

祈り
愛する父よ、私の考えとことばと行動を指導し、私にいのちをくださる父の知恵のみことばに感謝します。父の知恵は今日私の内で働きます。私は私に関するすべてのことを完璧にされ、知恵の中で行う方法と、霊的な権勢を認めることを教えられる聖霊様に私を明け渡します。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。

参考聖句
民数記 26:9-10
Ⅰサムエル 26:9

1 年聖書通読
Ⅰコリント 10:1-13
詩篇 135-138篇

2年聖書通読
コロサイ 2:16-23
エレミヤ 10-11