2022年9月12日(月)
霊の歌
Songs Of The Spirit

「詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。」 (エペソ5:19)

今日の御言葉に「霊の歌」という言葉は、霊で歌うことを意味します。使徒パウロは第一コリント14章14-15節で、異言で歌うことについて同じように言及しています。「もし私が異言で祈るなら、私の霊は祈るが、私の知性は実を結ばないのです。ではどうすればよいのでしょう。私は霊において祈り、また知性においても祈りましょう。霊において賛美し、また知性においても賛美しましょう」(第一コリント14:14-15)。

霊で歌うとは、異言で歌うことです。これらの歌は、あなたの理解力からではなく、あなたの霊から出ます。これは、舌を聖霊にゆだねて異言で祈るのと似ています。違う点は、あなたが異言で歌いながら主に礼拝していることです。

イエスは言われました。「神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません」(ヨハネ4:24)。霊によって礼拝することが最高の礼拝なのです。あなたは自分の理解力の中で主を歌い、礼拝してもよいのですが、しかし、より高いものを追求してください。それはあなたの霊から流れ出る聖霊の歌を歌うのです。あなたの霊で礼拝し、関わりをもってください。それが、より深い交わりなのです。

あなたの霊の歌は、主への礼拝と賛美の歌です。聴いている人が曲調やハーモニーが気に入らないかもしれませんが、構いません。あなたは人に向かって歌っているのではなく、主に向かって歌っているのです! 異言で祈ることが人に向かってではなく、神に向かってであるように(第一コリント14:2)、あなたは主に向かって、礼拝のメロディーを作っているのです。

霊によって礼拝するのは、神性との交流をもたらします。あなたの霊が神に霊の中で言葉を伝えると、聖霊があなたの霊に情報を伝えてくださいます。このような礼拝と交わりの集会を終えたとき、あなたは聖霊に満たされ、支配されている状態になっています。その時点で、あなたを動かすものは何もありません。あなたは自分の勝利をこれまで以上に強く確信し、あなたの霊が統治権を持っているのです。

キリスト教は、内側から外側に現わす、霊的な人生です。 ですから、霊において、あなたの霊で、そして聖霊によって主を礼拝することを学びましょう。「神の御霊によって礼拝をし、キリスト・イエスを誇り、人間的なものを頼みにしない私たちのほうこそ、割礼の者なのです。」(ピリピ3:3)

祈り
祝福された主よ、主の栄光は地を満たし、主の義は国々の上にあります。輝きと威厳は主の前にあり、力と栄光は主の住まいの中にあります。主は私の人生を美しくし、主の愛と慈しみと恵みを宣べ伝えるために私に油を注いでくださいました。私は主の愛と慈しみを永遠に歌います。主の御名が永遠にほめたたえますように。

参照聖書
(ヨハネ4:24)神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。

(ローマ8:6)肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。

(第一コリント14:2)異言を話す者は、人に話すのではなく、神に話すのです。というのは、だれも聞いていないのに、自分の霊で奥義を話すからです。