1月1日(日)
過程ではなく本質を重視する
Focus On The Essence Not The Process
「信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。」(へブル11:1)
ヘブル11章1節にある御言葉ほど、信仰を定義するのに適したものはないと、私はよく言ってきました。信仰とは望んでいる事柄を確信し、目に見えない実在の証拠であると述べています。つまり、信仰は望みの本質なのです。ですから、信仰を実践する際、あなたの焦点を手段や過程ではなく、その源に当てるのが重要なのです。信仰は過程ではなく、本質なのです。
聖書はアブラハムについて、彼は既に自分の体が衰えており、そしてサラの体も子を宿らせないと知りながらも、その信仰が弱まりはしませんでした。ハレルヤ! アブラハムの焦点は、イサクがどのようにして生まれるかではなく、イサクを生まれるようになされる神にありました。神はアブラハムに約束の言葉を与えられ、彼は神からの言葉の真実に焦点を合わせたのです。彼は信仰の目で赤ん坊を見たのです。
今日、あなたは何を見ていますか。あなたの信仰は何を描いていますか。あなたの霊は何を掴んでいるのでしょうか。あなたが望んでいる絵にしがみついて、その絵がどのようにあなたを導くのかを心配しないでください。
「神が、あれやこれを実現させるために、その位置に遣わされた人はだれだろうか。どうやってこのプロジェクトのために、費用を手に入れようか」などを考えてはいけません。あなたの役割は、神に集中し続けることです。あなたが望んでいることにあなたの心と思いをとどめておいてください。あなたの望みは、誰かがお金を出して助けてくれるのではなく、あなたの源である神にあるべきなのです。
しばしば、大胆な信仰を宣言し、それと反対のしるし、感情、恐れなどを拒み、神に栄光を帰しましょう! 覚えておいてください、目に見えるものが手に入るのです。聖書によると、アブラハムは不信仰によって神の約束を疑わず、むしろ信仰を強くもち、神に栄光を帰したと語っています。彼はその描いた絵に注目しました。なぜなら、目をそらすと、その絵は消えてしまうからです。しかし、あなたがその絵の実現を見ていると、それは明らかに現すのです。
人々があなたにどんな不利な状況について言ってもそれは関係ありません。あなたが直面するトラブルが何であれ関係ないのです。あなたは輝かしい人生の絵を見ることができますか。より偉大な、成功した、勝ち誇った、そして優れたあなたの絵を見ることができますか。それが重要なのです。その絵をしっかり持ち続けるのです。
祈り
愛する父よ、父は私の心に永遠を刻みました。私は、父が私に召してくださった可能性と栄光の人生について、考え、思い描き、絵を見る特別な能力を持っています。私は聖霊によって、私のうちに働いている主の力の計り知れない、無限の、そして全てをしのぐ偉大さを理解しています。私の信仰は生きており、常に結果を出し続けます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(伝道の書3:11)神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠への思いを与えられた。しかし、人は、神が行なわれるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
(創世記13:14-15)ロトがアブラムと別れて後、主はアブラムに仰せられた。「さあ、目を上げて、あなたがいる所から北と南、東と西を見渡しなさい。わたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。