4月15日(土)
私たちの祭司職は今です
Our Priesthood Is Now

「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」(第一ペテロ2:9)

昨日の御言葉では、祭司の三つの重要な役割について分かち合いました。祭司は贈り物を捧げ、祈りの中でとりなし、神の知識について教えるのです。これらは、キリストが千年王国の時代にすることではありません。今、私たちが果たすべき働きなのです。

キリストの千年王国に関する預言書を学ぶと、その期間にイスラエルが何をすべきか、また私たち自身の役割が何であるかわかります。キリストの千年王国の統治とは、イスラエルが回復であり、教会時代を通して私たちがすでに経験していたキリストの命を、彼らが享受することです。

したがって、千年王国は、教会のための預言ではありません。教会はすでにイエス・キリストを通して二千年間地上を治めており(ローマ5:17)、千年王国時代には、イエス・キリストと共に治めているのです。それでは、いつ私たちが祭司として役割するのでしょうか。いつ私たちが神の知識を教え、人のためにとりなし、賜り物を捧げるのでしょうか。それは「今」なのです!私たちの祭司職は今なのです!

黙示録1章6節には「また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン」とあります。また、黙示録5章10節には「…この人々を王国とし、祭司とされました。彼らは地上を治めるのです。」私たちは、神の王であり祭司として、地上で治めているのです。

神は、私たちの執り成しを通して、今日の世界の出来事の流れを変えさせ、主の御名への賛美のいけにえをささげ、そして神の真理を全地に宣べ伝える責任を与えてくださっています。神をほめたたえます!

祈り
愛する父よ、主の御霊によって、私は王と祭司としての執り成しの務めを果たし、御国の奥義を私の世界に明らかにし、主の御名を賛美するために霊的いけにえを捧げます。私は、主の義と救いを世界に宣べ伝えるとき、主の御言葉が私の中で、そして私を通して勢力を得ています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(黙示録1:5-6)また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ち、また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。

(伝道の書8:4)王のことばには権威がある。だれが彼に、「あなたは何をするのですか。」と言えようか。

(第一ペテロ2:9-10)しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。あなたがたは、以前は神の民ではなかったのに、今は神の民であり、以前はあわれみを受けない者であったのに、今はあわれみを受けた者です。