2022年10月7日(金)
私たちの時代的位置にふさわしい曲
Singing According To Our Dispensation
「私は、あなたがたのために神からゆだねられた務めに従って、教会に仕える者となりました。神のことばを余すところなく伝えるためです。」 (コロサイ1:25)
聖書を学ぶうちに、神は私たちを決して見捨てたりはしないことがわかりました。例えば、私たちが歌う歌も、私たちの時代的な位置によって歌えるはずなのに、多くの人はそれに気づいていません。私たちの賛美は、神のタイミングの中で私たちの時代の位置と合わせるべきであり、主との関係の中で私たちの位置と一致しなければなりません。
これがわからないと、あなたはどんな曲でも大丈夫と思うかもしれません。しかしそうではありません。使徒ヨハネは、パトモス島に配流されていたとき、御霊の啓示によって3つのグループについて説きました。最初のグループは、黙示録5章8-9節にあります。それは、四つの生き物と二十四人の長老たちです。使徒たちは二十四人の長老の一部の務めであり、彼らは教会を代表しています。黙示録5章9節にある彼らの歌の歌詞を読んでみましょう。
そして第二のグループは、黙示録14章1-3節にあります。これらは14万4000人(イスラエルの12部族からそれぞれ約1万2000人)です。聖書によると「彼らは、御座の前と、四つの生き物および長老たちの前とで、新しい歌を歌った。しかし地上から贖われた十四万四千人のほかには、だれもこの歌を学ぶことができなかった」(黙示録14:3)と語られています。
彼らは歌を歌いましたが、誰も彼らが何を歌っているのか、とらえることもできず、理解できませんでした。なぜでしょうか。それは、その歌が四つの『獣』と二十四人の長老の時代に属するものではなかったからです。
最後に、第三のグループ(大患難の聖徒)ですが、獣に勝利した艱難時代の聖徒たちでした。彼らは、イエス・キリストの御名のために皆、殺されました。これは黙示録15章に書かれています。しかし、これらの大患難の聖徒たち(ユダヤ人と携挙後にクリスチャンになった人々)は、二つのグループに分けられて歌を歌いました。モーセの歌と小羊の歌です(黙示録15章3-4節を読んでください)。
このことは、イエス・キリストの教会において理解をすぐに呼び起こします。私たちの歌は、私たちの啓示と位置に一致する必要があるということです。私たちは真に神を賛美し、礼拝する歌を歌わなければならないのです。その曲は、キリストにあって私たちが誰であるかと一致し、キリストにある私たちの統治と相続分に一致する賛美の歌でなければなりません(黙示録1:6,5:10)。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、知恵と霊的な理解をもって主の御心を知り、その中を歩むよう私を選んでくださったことを感謝します。私は聖霊に導かれて、今日もいつも主の光と主の真理の中で歩んでいます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(黙示録5:9) 彼らは、新しい歌を歌って言った。「あなたは、巻き物を受け取って、その封印を解くのにふさわしい方です。あなたは、ほふられて、その血により、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、神のために人々を贖い、
(黙示録15:3-4) 彼らは、神のしもべモーセの歌と小羊の歌とを歌って言った。「あなたのみわざは偉大であり、驚くべきものです。主よ。万物の支配者である神よ。あなたの道は正しく、真実です。もろもろの民の王よ。主よ。だれかあなたを恐れず、御名をほめたたえない者があるでしょうか。ただあなただけが、聖なる方です。すべての国々の民は来て、あなたの御前にひれ伏します。あなたの正しいさばきが、明らかにされたからです。」