The Gospel Is For All
「それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)
イエス・キリストの福音は、信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。ローマ1:16節で、パウロは霊によってこう述べています。「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシャ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。」言い換えると、福音は人を差別しません。福音の力はすべての人に働きます。したがって、もしあなたがどのように他の種族に手を差し伸べることができるか疑問を持っている場合、これを理解してください。
まず、「他の種族」というものはありません。神は人間を造られ、福音はすべての人のものです。あなたに託された栄光の福音がいかなる種類の差別や偏見によって汚されないようにしてください。そのことを拒否してください!神の言葉は、すべての文化的、民族的、または国家的な障壁を超えています。あなたが真理を基づいて神の御言葉に仕えれば、そのような障壁を破り、束縛されている人と真実を聞きたい人との間で、隔ての壁を打ち壊すでしょう。真理には種族も境界もありません。真理は神聖です!そして、神の言葉は真理です(ヨハネ17:17)。
福音を伝えるのに選択の余地はありません。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(ヨハネ3:16)。イエスは少数ではなく、全世界を救うために来られました。あらゆる国や民族の傷つけている人々に、必ず手を差し伸べなければなりません。私たちは直ちに影響を与えることができる人々から始めるべきです。あなたは神の言葉が人々の人生で生み出す結果に驚くでしょう!
あなたが福音伝道する対象では、怒る者やあなたに偏見や差別を示す人も恐らくあるかもしれません!しかし、そのようなことで決して気を落とさないでください!
この真理を理解した使徒パウロは、コロサイ3:11 でこう言いました。「そこには、ギリシャ人とユダヤ人、割礼の有無、未開人、スクテヤ人、奴隷と自由人というような区別はありません。キリストがすべてであり、すべてのうちにおられるのです。」 また、2コリント5:16でこう述べています、「ですから、私たちは今後、人間的な標準で人を知ろうとはしません。かつては人間的な標準でキリストを知っていたとしても、今はもうそのような知り方はしません。」
物理的またはこの地の出身によって、人々を世的に分類しないでください。福音はみなのためのものです。この時期に全力を尽くし、キリストの救いのメッセージをもってすべての人に近づいてください。
祈り
愛する御父よ、福音を通して、国籍、民族、文化、イデオロギーと関係なく、すべての人に、主の栄光を表現する機会をいただき感謝いたします。私を通して、救われていない人々が、輝かしい福音の光について聞いて福音を受け入れます。彼らは暗闇から神のすばらしい光へと、サタンの勢力から神へと移されます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書:
(1コリント12:13) なぜなら、私たちはみな、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つのからだとなるように、一つの御霊によってバプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです。
(ガラテヤ3:27-28バプテスマを受けてキリストにつく者とされたあなたがたはみな、キリストをその身に着たのです。28 ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男子も女子もありません。なぜなら、あなたがたはみな、キリスト・イエスにあって、一つだからです。)