The Gospel Is In Your Trust
「テモテよ。ゆだねられたものを守りなさい。そして、俗悪なむだ話、また、まちがって“霊知”と呼ばれる反対論を避けなさい。」(1テモテ6:20)
今日の聖書箇所にある「ゆだねられた(trust)」という言葉は、ギリシャ語で「パラテケ(parakatathēkē)」という興味深い言葉で、これは貯金、人格の投資という意味です。あなたの中に何かが預けられているのです。あなたの命を救ってくれたのと同じ福音のメッセージが、あなたに託されていることに気づかなければなりません。
パウロはそれを知っていました。第一テモテ1:11では、「祝福に満ちた神の、栄光の福音によれば、こうなのであって、私はその福音をゆだねられたのです。」と断言しています。なんという意識でしょうか!彼は福音のために個人的な責任を負ったのです。それはあなたも同じです。
あなたの同僚、仕事仲間、学校の同級生、家族、同居人、友人、そして神があなたに結びつけたすべての人々は、神からあなたに委ねられた信頼にかかっている人々です。神は彼らの証人としてあなたにその責任を委ねられました。あなたはあなたの世代の証人です。あなたは、あなたの世界の人々に救いをもたらすことを委ねられているのです。それが本当の成功なのです。あなたは実を結ぶ枝となり、イエスがヨハネ15:5で言われたことを成就するのです。「わたしはぶどうの木であり、あなたがたは枝である。」
「主イエスの名によって、私は実を結ぶ枝です!」と常に宣言しましょう。「私は義の実を結び、義の働きを現します。」 と宣言し、それに従って行動しましょう。それが、使徒パウロが今日の御言葉で若い牧師テモテに伝えていたこと、「自分に信頼し、委ねられているものを意識する」ということです。
あなたは神の国の種を自分の中に持っています。それがあなたの人生における第一のミニストリーです。イエスの言葉を思い出してください。「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)あなたはもう神の国にいるので、神の国を最優先にしてください。
祈り
愛する主よ、魂を獲得するために、主のパートナーとなれた特権を感謝します。主は私を忠実な者とみなし、福音を私に委ねてくださいました。私は、福音のためにどこまで行ってもいいと思っています。罪人を義と認められ、貧しい者を闇と惨めさから繁栄と栄光に満ちた素晴らしい人生へと変えるのは主の力であるからです。私は福音のためにどれほど遠くに、また何を行なうのか、それに制限はありません。私はあらゆる場所で、すべての人に大胆に宣べ伝え、多くの人を改心に導きます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン!
参照聖書
(2コリント 5:18)これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。
(エレミヤ 20:9)私は、「主のことばを宣べ伝えまい。もう主の名で語るまい。」と思いましたが、主のみことばは私の心のうちで、骨の中に閉じ込められて燃えさかる火のようになり、私はうちにしまっておくのに疲れて耐えられません。
(1コリント 9:16-17)というのは、私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います。17 もし私がこれを自発的にしているのなら、報いがありましょう。しかし、強いられたにしても、私には務めがゆだねられているのです。