12月29日(木)
福音におけるあなたの役割
Your Role In The Gospel
「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。」(ローマ1:16)
神の子として、福音における私たちの役割は明確に定義されています。私たちの主イエスは「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)と言われました。マタイ28章19節で、イエスは「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授けなさい」と言われました。
使徒パウロのように、あなたも福音における自分の役割を個人的な問題としてとらえ、次のように言うべきなのです。「今述べたことは、祝福に満ちた神の栄光の福音に一致しており、私はその福音をゆだねられています。」(第一テモテ1:11新共同訳)。福音はあなたに委ねられました。あなたは世界中に福音を広めるために、どれほど忠実でしょうか。あなたは兵士であることと、イエスが私たちに求めたように、世界中に福音を伝えることは、まさに戦争であることを気づくのです。
どの国でも、市民がいて、軍隊がいます。軍隊には、国を守り、重要な国益を保護し、国の軍事的責任を果たすという明確な役割があります。あなたは神の軍隊であり(第二テモテ2:3-4)、目に見えない天の軍勢と同時に協力し、神の義で地上を覆うために働いているのです。
神の原理によって、この天の軍勢は、私たちなしでは働くことができないし、また私たちも彼らなしではできないことがたくさんあるのです。あなたはこの計画において特別な役割を果たしています。あなたは神の見張りであり、神の大使で、手紙なのです。
あなたは神と共に働き手であり、神の和解の務めを果たす者なのです。「すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです」(第二コリント5:19)。人の魂をめぐる激しい戦いがある中で、神はあなたが祈りによって勝利し、熱心に福音を宣べ伝えることを願っておられます。
祈り
愛する父なる神よ、終わりの時代における世界中の収穫のために、情熱的で献身的で恐れを知らない働き手を育ててくださることを感謝します。人々の心が福音を喜んで受け取り、御国に移り変わる魂の心が備えられていくことを感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(第二テモテ1:8-9)ですから、あなたは、私たちの主をあかしすることや、私が主の囚人であることを恥じてはいけません。むしろ、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてください。神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは私たちの働きによるのではなく、ご自身の計画と恵みとによるのです。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、私たちに永遠の昔に与えられたものであって、
(ローマ10:13-15)「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
(第二コリント5:18-20)これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キリストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務めを私たちに与えてくださいました。すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。 こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。