4月14日(金)
祭司の三つの責務
Three Responsibilities Of Priests

「また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。」 (黙示録1:6)

私たちは地上における神の民として王である祭司、つまり王のような祭司なのです。第一ペテロ2章9節には「しかしあなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民… 」とあります。では祭司の責務とは何でしょうか。祭司の責務は三つあります。 

第一、祭司は神へ贈り物を捧げるのです。人々が神の家に物質的な贈り物を持ってくると、祭司はそれを物質的なものから霊的なものに変える権限を神から与えられているのです。祭司の神に役立つ責務がなければ、神に捧げられた物質的なものは平凡なものにとどまり、霊的な価値はなくなります。

第二に、祭司は人のために執り成すように召されています。祭司は神と人の間に立っています。神と人の間に立つのが祭司の務めであり、とりなしで神も祭司の声を聞き、それに応じなければならないのです。

第三に、祭司は御言葉を教え、神の御国の原理と生き方を人に明らかにするよう召されています。祭司は、神のために、神に向かって生きる方法を人々に教えるよう求められているのです。これが、祭司に与えられた三つの任務です。ですから、私たちは神の祭司として、贈り物を捧げるのです。私たちは祈りの中でとりなし、神の知識を教えているのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、神が王である祭司として私に与えてくださった素晴らしい責務に感謝します。神の御心を地上に実現し、多くの人を御国に導き、御国の道を教えることが、私の喜びです。とりなしの祈りによって、地上の出来事を変える支配力と権威を与えられて感謝いたします。アーメン。

参照聖書
(第一ペテロ2:9)しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。

(黙示録5:10)私たちの神のために、この人々を王国とし、祭司とされました。彼らは地上を治めるのです。