4月13日(木)
キリストのうちに満たされるすべての祝福
All Blessings Fulfilled In Christ

「また、光の中にある、聖徒の相続分にあずかる資格を私たちに与えてくださった父なる神に、喜びをもって感謝をささげることができますように。」(コロサイ1:12)

出エジプト19章5節で、神はモーセに語りかけ、イスラエルの民に、もし彼らが神の声に従うなら、彼らは神の宝となり、祭司の王国、聖なる国民となることを伝えるよう指示されました。「今、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはすべての国々の民の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。あなたがたはわたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。…」(出エジプト19:5-6)

しかし、神に感謝します! 神の戒めに従うことを前提とした約束は、私たちに与えられ、私たちの中におられるキリストにあってその約束は成就されたのです。神は、キリストの新しい誕生によって、私たちをこの約束に導かれたのです。

このような理由で、使徒ペテロは手紙でこう宣言しています。「しかし、あなたがたは、選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神の所有とされた民です。それは、あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方のすばらしいみわざを、あなたがたが宣べ伝えるためなのです。」(第一ペテロ2:9)

黙示録1章5節で使われている時制に注意してみてください。「また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ちました」。イエスは私たちを愛し、ご自身の血で私たちを罪から洗い流してくださったのです!

6節には、イエスが私たちを、神のために王と祭司とし、栄光と統治をとこしえに与えられたと記されているのです。アーメン。聖霊がパウロを通して、第二コリント1章20節でこう言うのも不思議ではありません。「神の約束はことごとく、この方(キリスト) において『しかり』となりました。それで私たちは、この方によって『アーメン』と言い、神に栄光を帰するのです。」ハレルヤ!

祈り
愛する父よ、キリスト・イエスにあって天にあるすべての霊的祝福を私に与えてくださったことを感謝します。私は主の宝であり、主の素晴らしい御業と、主の美しさ、完全性を示すように定められていることを知ってとても喜んでいます。私を主の義とし、主の栄光の輝きとしてくださることを感謝します。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(ローマ6:17)神に感謝すべきことには、あなたがたは、もとは罪の奴隷でしたが、伝えられた教えの規準に心から服従し、

(ローマ5:18―19)こういうわけで、ちょうど一つの違反によってすべての人が罪に定められたのと同様に、一つの義の行為によってすべての人が義と認められて、いのちを与えられるのです。