2024年5月7日(火)
神は私達の味方で祈る
He Sides With Us In Praye
「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」(ローマ8:26)
冒頭の聖句で「助ける」と訳されている言葉は、複合的なギリシャ語「シナティランバノマイ(synantilambanomai)」から翻訳されました。
これは、「共に得ようと奮闘する」、あるいは 「~に対抗する、共に取り持つ」という意味です。この表現は、執り成しに関する神のイメージを私たちに与えてくれるものです。実際、神が私たちにどのように執り成しの務めを果たすことを期待されるのかを説明するのに最も適した表現です。
つまり、とりなしにおいて、神が敵対に対抗して私たちをつかまえてくださるという意味です。たとえば、私があなたを取りつかんでいて、他の誰かに対抗するとしたら、それは私があなたの味方であることを意味します。
ですから、パウロが「霊も私たちの弱さを助けてくださる」と言うとき、聖霊が、自分ではどうすることもできない人たちのために、私たちと共に、敵に敵対して祈ってくださるという意味なのです。「弱さ」とは、ギリシャ語の 「アステネイア(Astheneia)」から由来し、必要な能力に欠如している時の一種の制限や弱さを意味します。
長い間に病気で、おそらく死にそうな人を想像してみてください。彼はとても弱っていて、もはやキリストの癒しと健康の祝福を自分のために受けることができません。誰が癒しを妨げてつかんでいるのでしょうか?サタンです。彼を癒したいのは神です。ですから、聖霊は私たちとともになって、その人のために祈ってくださるのです。私たちは祈りを通して、その人の立場で祈り、敵対者を叱責するのです。
つまり、聖霊はとりなし手であり、私たちを通してその務めを果たしてくださるのです。また、聖霊は問題を引き止めたり、引き起こしたりする方ではないという意味でもあります。私たちは助けを求めて聖霊を説得しようと奮闘しないのです。聖霊は私たちを助けてくださるのです。
あなたは誰かが救いを受けるよう、何年も祈ってきたかもしれません。あなたは彼の魂を勝ち取るために、神を説得する必要はありません。あなたは、その人の心に神の知識を受け取らせないように働く敵対者に対して祈ると、聖霊はあなたの味方になってくださるのです。今日、聖霊のこの驚くべき祝福と働きの有益を用いましょう。
祈り
愛する父よ、私が敵に対して祈るとき、聖霊は私の見方になってくださり、私の人生における聖霊の特別な働きを感謝します。今も私が祈るとき、聖霊は私の声帯を支配し、父の御心に同調させ、私が正しく祈るように助け、状況を父の完全な御心に沿うようにしてくださり感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ローマ8:26-27)御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。27 人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。
(1 テモテ2:1-3)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。2 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。3 そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。