5月27日(土)
神の御言葉を知る
Knowing The Word Of God

「主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。」(詩編19:8)

神の御言葉を知ることの重要性を強調すると、大学や宗教団体で「聖書の知識」を身につけることを考える人がいます。聖書の知識を得ることは役に立つかもしれませんが、聖霊の啓示と導きによって御言葉を知ることは異なります。

聖書の知識を科目として勉強した聖書学者でも、神の御言葉が何なのかわからない人がいます。聖書はすべて神の息吹を受けたものなのです。つまり、聖書の内容やメッセージは神から出たもので、神の霊によって励まされたものなのです。聖書は神の真理の書物で、信頼できるものであり、頼りになるものです。

第二テモテ3章16節(AMPC)は、「聖書はすべて、神の(息吹かれた)霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練[きよい生活、思想、目的、行動において神の御心にかなうこと]とのために有益です」と述べています。ヘブル4章12節は、さらに神の御言葉について驚くべきことを教えています。「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。」

それでは、神の言葉とは何でしょうか。御言葉は、神からのメッセージであり、人を愛による神との交わりに導くために、神の働き、御心、考え、計画、目的、追求を明らかにし、伝えることなのです。御言葉は、聞く人の人生に対して、神のイメージを築くための内容と力を備えた神の真理のメッセージなのです。

御言葉の内容は、キリストの啓示、規則、完全性、指示の具現化であり、教え、戒め、矯正、指導、義の訓練に有益なのです。したがって、御言葉を知り、御言葉の知識を持つということは、何に関しても神の考えを知っているということです。あなたは、神の考え、意見、アイデア、そして計画を知っています。あなたは、何に関しても、神の御心と考えを見抜いているのです。なんと素晴らしいことでしょうか。

祈り
愛する父よ、主の言葉を私に与えてくださったことを感謝します。御言葉は推進し、力を与え、励まし、高揚させ、動機づけ、そして目的を明確にしてくれます。私は主の考え、意見、アイデア、そして地球上の議題を知るように教育されています。主の霊が私をすべての真理に導き、主の完全な御心に一致する正しい選択と決断をするように教えてくれます。 イエスの御名によってお祈りします。アーメン 

参照聖書
(詩編19:7)主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。

(第二テモテ3:14-17)けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。