2025年5月3日(土)
神と同じ類い(たぐい)の仲間 
Associates Of The God-kind

「 わたしは言った。『おまえたちは神々だ。おまえたちはみな、いと高き方の子らだ。』」(詩編82:6)

詩篇82篇6節は、注目すべき聖句です。この真理は、ヨハネの福音書10章34節で、主イエスご自身も繰り返されています。「あなたがたの律法に、『わたしは言った、おまえたちは神々である』と書いてはないか。」これは、書かれているそのまま以外に何を意味するでしょうか?

ヨハネの福音書1章12節にはこう記されています。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」使徒ヨハネは、1ヨハネ3章1節で、「私たちが神の子どもと呼ばれるために、—事実、いま私たちは神の子どもです—御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。」と興奮気味に述べています。

使徒パウロは、ガラテヤ教会に宛てた美しい手紙の中でこう述べています。「そして、あなたがたは子であるゆえに、神は『アバ、父』と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子ならば、神による相続人です。」(ガラテヤ4:6-7)

ですから、私たちは神であるとイエスが言われたとき、私たちの神聖としての誕生と性質についての真実を明らかにされたのです。2ペテロ1章4節も宣言しています。「その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。」つまり、あなたは今、神と同じ類いの仲間なのです。

あなたは神の命を運び、メッセンジャーなのです。なんと祝福された現実でしょう!しかし、これは私たちが神ご自身と同等になったという意味ではありません。神が私たちを神聖の階級に引き入れたという意味です。主イエスは今も私たちの人生の主であり、王であり、私たちは主に仕えているものです。

祈り
愛する父よ、キリストにおける私のアイデンティティを啓示してくださったことを感謝します。私は神と同じ類いの仲間です。私は神から生まれ、私の内にある神の命を意識しているからです。私は優位、勝利、支配、力という立場から働いています。私はこの理解に満ち、主の御心に従って生き、私の主であり、主人であり、王である主に常に仕えながら歩んでいきます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(ヨハネ 1:12)しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。

(ローマ 8:16)私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。

(1 ヨハネ4:4)子どもたちよ。あなたがたは神から出た者です。そして彼らに勝ったのです。あなたがたのうちにおられる方が、この世のうちにいる、あの者よりも力があるからです。