真実の中を歩む
Walk And Stay In Truth
「なぜお願いするかと言えば、人を惑わす者、すなわち、イエス・キリストが人として来られたことを告白しない者が大ぜい世に出て行ったからです。こういう者は惑わす者であり、反キリストです。」(第二ヨハネ1:7)
神の言葉は真理です。御言葉を知っていたら、騙されたり、間違った声に従ったりすることはできません。第一ヨハネ4:1では、「愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです」と述べています。にせ預言者、にせ教師、にせ兄弟に惑わされないように、神の御言葉を知っていれば、いつもあなたの霊の中に光があるのです。
多くの人が惑わされやすいことの一つは、間違った交わりをすることです。クリスチャンとして、あなたの「アイオン(人生の歩み)」にいるはずのない人、つまり、御言葉の教えや真理とは矛盾する教理や指導を持っている人と付き合い始めると、あなたは必ず間違った方向に進んでしまいます。
時間が経てば、そのような人たちがあなたの助言者になるかもしれませんし、いつの間にかあなたの言葉も変わるかもしれません。このように、多くの人が間違いの霊によって動機づけられたり、インスピレーションされたりして、間違い犯すのです。聖書にはこう書かれています。「私たちは神から出た者です。神を知っている者は、私たちの言うことに耳を傾け、神から出ていない者は、私たちの言うことに耳を貸しません。私たちはこれで真理の霊と偽りの霊とを見分けます」(第一ヨハネ4:6)。真理の中にとどまってください!
使徒ヨハネは、神の民が真理を知り、真理の中を歩むことをとても大切にしていました。第二ヨハネ1:1では、「長老から、選ばれた夫人とその子どもたちへ。私はあなたがたをほんとうに愛しています。私だけでなく、真理を知っている人々がみな、そうです。」とあります。神は、あなたが真理の中を歩むことを望んでおられます。なぜなら、今日の御言葉にあるように、イエス・キリストが肉体を持って来られたことを告白しない多くのにせ者がこの世にいるからです。彼らはキリストの受肉も復活も認めていません。
イエス・キリストが肉をもった人として来られたことを告白するとは、真理を告白し、この真理にふさわしい生き方をして、神の栄光を映し出されることです。ですから、この終わりの時に真理の中を歩みましょう。ヨハネはと言っています。「兄弟たちがやって来ては、あなたが真理に歩んでいるその真実を証言してくれるので、私は非常に喜んでいます。」(第三ヨハネ1:4)
祈り
尊い聖霊様、私に御言葉を教えて、私が真理の中に留まり、歩かせるようにしてくださり感謝します。神の御言葉は、私の足の灯りであり、私の道の光です。その御言葉は私の中に強く、私の人生を変え、キリストの義をもって周りの人々に影響を与えています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(第一ヨハネ2:26-27 NLT)私は、あなたがたを惑わそうとする人たちについて以上のことを書いて来ました。
あなたがたのばあいは、キリストから受けた注ぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、――その教えは真理であって偽りではありません。――また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。
(第二ヨハネ1:7-8)なぜお願いするかと言えば、人を惑わす者、すなわち、イエス・キリストが人として来られたことを告白しない者が大ぜい世に出て行ったからです。こういう者は惑わす者であり、反キリストです。よく気をつけて、私たちの労苦の実をだいなしにすることなく、豊かな報いを受けるようになりなさい。
(第三ヨハネ1:11-12) 愛する者よ。悪を見ならわないで、善を見ならいなさい。善を行なう者は神から出た者であり、悪を行なう者は神を見たことのない者です。デメテリオはみなの人からも、また真理そのものからも証言されています。私たちも証言します。私たちの証言が真実であることは、あなたも知っているところです。
(第一ヨハネ4:6 NIV)私たちは神から出た者です。神を知っている者は、私たちの言うことに耳を傾け、神から出ていない者は、私たちの言うことに耳を貸しません。私たちはこれで真理の霊と偽りの霊とを見分けます。