2024年4月16日(火)
癒す力
Power To Heal
「信じる人々には次のようなしるしが伴います。…また、病人に手を置けば病人はいやされます。」(マルコ16:17-18)
神が病人を癒すということに関して依頼された人が、私たちであることをご存知でしょうか?神は私たちに癒す力を与えてくださったのです。冒頭聖句で、主イエスは、信じる者が病人を癒すために、主に祈りなさいとは言われませんでした。むしろ、病人に手を置きなさい、そうすれば病人は癒される、と言われました。
ルカの福音書10章9節では、福音を宣べ伝えるために弟子たちを遣わされたとき、主イエスは同じようにはっきりと言われました。「そして、その町の病人を直し、彼らに、『神の国が、あなたがたに近づいた』と言いなさい。」また、次のように言われました。「行って、『天の御国が近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死人を生き返らせ、ツァラアトに冒された者をきよめ、悪霊を追い出しなさい。あなたがたは、ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ10:7-8)
驚くべきことに、主は「病人のために祈りなさい」とは言われていないことです。むしろ主は「病人をいやしなさい」と言われたのです。ハレルヤ! 使徒の働き3章で、ペテロは、生まれつき足の不自由な人に神殿の門で出会ったとき、この病人を癒す権威を示してくれたのです。ペテロは宣言しました。「すると、ペテロは、『金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。』」(使徒の働き3:6)これは嘆願でも祈りでもなく、ペテロはただ主の言葉に基づいて行動したことなのです。彼は、イエスの名を強力な道具として用いたのです。
使徒の働き3章16節で、彼は、イエスの御名を信じる信仰が、足の不自由だった人を強くしたと言って、イエスの御名の力をさらに強調したのです。「そして、このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。」(使徒の働き3:16)
キリスト教で最も美しいことの一つは、イエスの御名を使う祝福です。あなたがイエスの御名によって、病人のために癒しを語り、宣言するとき、あなたの言葉は効果的であり、その言葉通りのものを生み出すのです。今でも、あなたやあなたの愛する人たちの健康について、イエスの御名によって宣言してください。今日、病気で入院している多くの人々のために癒しを宣言してください。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、イエスの御名を使って病人に癒しと健康をもたらす委任状を私に与えてくださったことを感謝します。今、私は、多くの病院に入院している人々、死ぬために見放された人々の癒しを宣言します。彼らに下された死の宣告は取り消され、彼らは完全な健康を取り戻します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(ルカ9:2)それから、神の国を宣べ伝え、病気を直すために、彼らを遣わされた。
(使徒の働き3:1-8)ペテロとヨハネは午後三時の祈りの時間に宮に上って行った。2 すると、生まれつき足のきかない男が運ばれて来た。この男は、宮にはいる人たちから施しを求めるために、毎日「美しの門」という名の宮の門に置いてもらっていた。3 彼は、ペテロとヨハネが宮にはいろうとするのを見て、施しを求めた。4 ペテロは、ヨハネとともに、その男を見つめて、「私たちを見なさい。」と言った。5 男は何かもらえると思って、ふたりに目を注いだ。6 すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って、7 彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、8 おどり上がってまっすぐに立ち、歩きだした。そして歩いたり、はねたりしながら、神を賛美しつつ、ふたりといっしょに宮にはいって行った。
(ピリピ2:9-11)それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。10 それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、11 すべての口が、「イエス・キリストは主である。」と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。