2024年10月19日(土)
異邦人の収穫
The Ingathering Of The Gentiles

「兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、」(ローマ11:25)

ローマ11章22節から25節で、パウロは広い意味でユダヤ人と異邦人について語り、神の救いの計画がどのように両グループのために展開されるかを語っています。24節(NKJV)で、パウロはオリーブの木にたとえてこの過程を説明しています。「もしあなたが、野生種であるオリーブの木から切り取られ、もとの性質に反して、栽培されたオリーブの木につがれたのであれば、これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。」

イスラエルという国は現在、救いに関して「部分的に盲目」になっているのです。これは、個々のユダヤ人が福音に対して盲目であるという意味ではありません。実際、ペンテコステの日以来、多くのユダヤ人がイエス・キリストを信じてきたのです。使徒の働きには、大勢のユダヤ人、つまり多くの男女がイエスを救い主として受け入れていますが、まだ国家としては受け入れられていません。しかし、それはやがて起こることなのです。

先ほどの話に戻り、「イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、」という部分に注目してください。これはどういう意味でしょうか?詳細訳(AMPC)ではさらに明確にしています。「兄弟達よ、あなたがたがひとりよがりにならないために[うぬぼれて賢いと思わないために]、私はあなたがたにこの隠れた真理[奥義]を知らずにいてもらいたくないのです。それは、頑固さ[無感覚]はイスラエルの一部に[一時的に]生じて、そのことは呼び集められる異邦人の数が満ちるまで[続き]、」

昨日の学びの続きになりますが、ここでも、神はある特定の数の世界中にいる罪人たちに私たちが福音を伝えるのを待っておられるのです。つまり、イエス・キリストを信じて来るべき人々なのです。それが神の待ち望んでおられることなのです。その人数に達したとき、ラッパが鳴り、携挙が行われるのです。

これらの理解は、あなたを興奮させ、魂を勝ち取ることに熱心にさせるのです。あなたは、キリストのもとに来るすべての魂が、神の計画の成就と教会の携挙に近づけてくれることを知っているからです。

祈り
愛する父よ、世界中に注がれている救いの恵みを感謝します。神の子たちが彼らの世界とその向こうの地域で福音を宣べ伝え、多くの魂がキリストのために勝ち取られています。暗闇の幕が取り除かれ、異邦人の集まりが満ちるようになります。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(1テモテ2:1-4)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。

(マタイ24:14)この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

(ローマ11:24-25)もしあなたが、野生種であるオリーブの木から切り取られ、もとの性質に反して、栽培されたオリーブの木につがれたのであれば、これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり、